第24弾は昨年の明治神宮大会準優勝校で、2年連続26回目の出場となった広陵です。
秋季大会の成績
秋季大会の成績(判明分のみ)は以下の通りです。
試合結果
出場大会 | 回戦 | スコア | 対戦相手 |
---|---|---|---|
明治神宮大会 | 決勝 | 5ー6 | 大阪桐蔭 |
明治神宮大会 | 準決勝 | 5ー0 | 北陸 |
明治神宮大会 | 準々決勝 | 6ー2 | 東海大菅生 |
秋季中国大会 | 決勝 | 13ー0 | 光 |
秋季中国大会 | 準決勝 | 8ー6 | 鳥取城北 |
秋季中国大会 | 準々決勝 | 11ー0 | 宇部鴻城 |
秋季中国大会 | 1回戦 | 5ー1 | 米子東 |
秋季広島大会 | 決勝 | 4ー3 | 広島商 |
秋季広島大会 | 準決勝 | 7ー5 | 広島新庄 |
秋季広島大会 | 準々決勝 | 9ー0 | 呉港 |
秋季広島大会 | 2回戦 | 6ー1 | 武田 |
秋季広島大会 | 1回戦 | 4ー1 | 近大福山 |
打者成績
OPS順(20得点以上の試合は除外)
選手名 | 打席数 | 打率 | 本塁打 | 三振 | 四球 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
真鍋 慧 | 54 | .382 | 3 | 1 | 13 | .574 | .735 | 1.309 |
飯盛 泰希 | 3 | .500 | 0 | 0 | 1 | .667 | .500 | 1.167 |
濱本 遥大 | 36 | .407 | 0 | 4 | 5 | .529 | .556 | 1.085 |
松下 水音 | 35 | .348 | 0 | 5 | 8 | .516 | .435 | .951 |
只石 貫太 | 53 | .311 | 3 | 7 | 2 | .365 | .578 | .943 |
田上 夏衣 | 56 | .304 | 1 | 5 | 8 | .411 | .522 | .932 |
谷本 颯太 | 56 | .308 | 0 | 8 | 10 | .453 | .410 | .863 |
佐々木 駿 | 7 | .250 | 0 | 2 | 3 | .571 | .250 | .821 |
横川 倖 | 4 | .250 | 0 | 1 | 0 | .250 | .500 | .750 |
小林 隼翔 | 54 | .225 | 0 | 6 | 10 | .415 | .325 | .740 |
高橋 陽大 | 19 | .154 | 0 | 2 | 3 | .389 | .308 | .697 |
金山 涼矢 | 10 | .167 | 0 | 0 | 3 | .500 | .167 | .667 |
中尾 湊 | 16 | .308 | 0 | 2 | 0 | .357 | .308 | .665 |
倉重 聡 | 21 | .235 | 0 | 4 | 2 | .316 | .235 | .551 |
池本 真人 | 13 | .143 | 0 | 1 | 2 | .385 | .143 | .527 |
髙尾 響 | 19 | .063 | 0 | 3 | 2 | .167 | .063 | .229 |
角戸 信太 | 15 | .000 | 0 | 1 | 1 | .214 | .000 | .214 |
チーム | 471 | .280 | 7 | 52 | 73 | .428 | .427 | .855 |
真鍋、濱本、松下、只石が高い打率を残しています。
長打率は真鍋、濱本、只石、田上が高くなっています。
三振率は11.0%であるため、チーム全体での三振は多くないと考えられます。
チーム打率は高くなっており、全体的に四球が多く、出塁率は高くなっています。
チーム全体の本塁打数は7本となっており、チームの長打率は高いため、チーム全体の長打力は高いと考えられます。
チームOPSは.855であり、OPSが.900を上回っている選手は5人いるため、チーム全体の打撃力は高いと考えられます。
投手成績
イニング順
選手名 | 試合数 | イニング | 防御率 | 奪三振率 | 与四球率 | K/BB | WHIP |
---|---|---|---|---|---|---|---|
髙尾 響 | 9 | 43.0 | 1.47 | 9.84 | 2.93 | 3.36 | 0.91 |
倉重 聡 | 10 | 42.0 | 1.93 | 6.21 | 1.93 | 3.22 | 0.95 |
横川 倖 | 11 | 15.2 | 0.57 | 6.32 | 4.02 | 1.57 | 0.96 |
岡山 勇斗 | 2 | 1.0 | 0.00 | 9.00 | 18.00 | 0.50 | 3.00 |
行武 幸晟 | 1 | 0.1 | 0.00 | 27.00 | 0.00 | 999.99 | 0.00 |
チーム | 12 | 102.0 | 1.50 | 7.85 | 2.82 | 2.78 | 0.95 |
※K/BB:奪三振と与四球の比率で、投手の制球力を示す指標の1つ。3.5を超えると優秀と言われる。
K/BB=奪三振÷与四球(wikipedia)
投手は高尾、倉重が多く投げています。
全体的に奪三振が多くなっています。
チームの防御率は2.00を下回っており、WHIPも低くなっていますが、K/BBは高くなっていないため、投手力は安定しているが高くはないと考えられます。
守備、走塁
守備成績
守備機会 | 失策数 | 守備率 | |
---|---|---|---|
チーム | 435 | 11 | .975 |
広陵の守備率は.975であり、守備は安定していると考えられます。
走塁成績
盗塁数 | 盗塁死 | 盗塁成功率 | |
---|---|---|---|
チーム | 18 | 1 | .947 |
盗塁は多くありませんが、盗塁成功率は高くなっているため、走塁力は高いと考えられます。
まとめ
広陵は、走攻守において弱点となっている部分は少ないと考えられます。
弱点を挙げるとするならば、投手では横川の四球が多くなっていると点であると考えられます。
横川が登板した試合は多いため、勝つため横川の投球が重要になると考えられます。
しかし、打撃力は高くなっているため、守備での弱点となっている部分のカバーをすることは可能であると考えられます。