高校野球

第95回選抜高校野球大会出場校戦力分析 広陵

第24弾は昨年の明治神宮大会準優勝校で、2年連続26回目の出場となった広陵です。

秋季大会の成績

秋季大会の成績(判明分のみ)は以下の通りです。

試合結果

出場大会回戦スコア対戦相手
明治神宮大会決勝5ー6大阪桐蔭
明治神宮大会準決勝5ー0北陸
明治神宮大会準々決勝6ー2東海大菅生
秋季中国大会決勝13ー0
秋季中国大会準決勝8ー6鳥取城北
秋季中国大会準々決勝11ー0宇部鴻城
秋季中国大会1回戦5ー1米子東
秋季広島大会決勝4ー3広島商
秋季広島大会準決勝7ー5広島新庄
秋季広島大会準々決勝9ー0呉港
秋季広島大会2回戦6ー1武田
秋季広島大会1回戦4ー1近大福山

打者成績

OPS順(20得点以上の試合は除外)

選手名打席数打率本塁打三振四球出塁率長打率OPS
真鍋 慧54.3823113.574.7351.309
飯盛 泰希3.500001.667.5001.167
濱本 遥大36.407045.529.5561.085
松下 水音35.348058.516.435.951
只石 貫太53.311372.365.578.943
田上 夏衣56.304158.411.522.932
谷本 颯太56.3080810.453.410.863
佐々木 駿7.250023.571.250.821
横川 倖4.250010.250.500.750
小林 隼翔54.2250610.415.325.740
高橋 陽大19.154023.389.308.697
金山 涼矢10.167003.500.167.667
中尾 湊16.308020.357.308.665
倉重 聡21.235042.316.235.551
池本 真人13.143012.385.143.527
髙尾 響19.063032.167.063.229
角戸 信太15.000011.214.000.214
チーム471.28075273.428.427.855

真鍋、濱本、松下、只石が高い打率を残しています。

長打率は真鍋、濱本、只石、田上が高くなっています。

三振率は11.0%であるため、チーム全体での三振は多くないと考えられます。

チーム打率は高くなっており、全体的に四球が多く、出塁率は高くなっています。

チーム全体の本塁打数は7本となっており、チームの長打率は高いため、チーム全体の長打力は高いと考えられます。

チームOPSは.855であり、OPSが.900を上回っている選手は5人いるため、チーム全体の打撃力は高いと考えられます。

投手成績

イニング順

選手名試合数イニング防御率奪三振率与四球率K/BBWHIP
髙尾 響943.01.479.842.933.360.91
倉重 聡1042.01.936.211.933.220.95
横川 倖1115.20.576.324.021.570.96
岡山 勇斗21.00.009.0018.000.503.00
行武 幸晟10.10.0027.000.00999.990.00
チーム12102.01.507.852.822.780.95

※K/BB:奪三振と与四球の比率で、投手の制球力を示す指標の1つ。3.5を超えると優秀と言われる。

K/BB=奪三振÷与四球(wikipedia)

投手は高尾、倉重が多く投げています。
全体的に奪三振が多くなっています。
チームの防御率は2.00を下回っており、WHIPも低くなっていますが、K/BBは高くなっていないため、投手力は安定しているが高くはないと考えられます。

守備、走塁

守備成績

守備機会失策数守備率
チーム43511.975

広陵の守備率は.975であり、守備は安定していると考えられます。

走塁成績

盗塁数盗塁死盗塁成功率
チーム181.947

盗塁は多くありませんが、盗塁成功率は高くなっているため、走塁力は高いと考えられます。

まとめ

広陵は、走攻守において弱点となっている部分は少ないと考えられます。

弱点を挙げるとするならば、投手では横川の四球が多くなっていると点であると考えられます。

横川が登板した試合は多いため、勝つため横川の投球が重要になると考えられます。

しかし、打撃力は高くなっているため、守備での弱点となっている部分のカバーをすることは可能であると考えられます。

-高校野球