第１０４回全国高校野球選手権地方大会・優勝校予想 山形編

　第１０４回全国高校野球選手権地方大会・優勝校予想記事の第13弾は山形です。

1.近年の選手権大会の力関係

　過去10大会の優勝校、準優勝校は以下の通りです。

過去10大会の力関係として

・鶴岡東、日大山形、山形中央の3強となっている

・羽黒、酒田南がそれに続く形になっている

ということが挙げられます。

2.過去の傾向

　過去5年(2020年は大会中止のためカウントしない)の結果は以下の通りです。

2016

2017

2018

2019

2021

過去5年の傾向として

・選手権大会優勝校は秋季大会、春季大会で優勝1回以上orベスト4以上2回

・秋季大会と春季大会両方で上位進出した高校は選手権大会でも上位進出しやすい

・秋季大会で上位進出した方が春季大会で上位進出するより、選手権大会でも上位進出しやすい

・酒田南は夏に弱い

といったことが挙げられます。

3.2022年の展望

　2021年秋季大会、2022年春季大会の結果は以下の通りです。

この結果と近年の力関係を考慮して、以下のように予想します。

◎本命：日大山形

　秋季大会と春季大会で両方ベスト4であり、近年の力関係では県内でも最上位グループにあるため、上位進出する可能性は高い

〇対抗：山形中央

　秋季大会と春季大会で両方ベスト4であり、近年の力関係では県内でも最上位グループにあるため、上位進出する可能性は高いが、優勝から日大山形より遠ざかっている

▲穴：羽黒

　春季大会で優勝しているが、近年の力関係では日大山形に劣る

△連下：酒田南

　選手権大会での弱さが目立つが、秋季大会、春季大会では県内でもトップの成績を残しているため、優勝を狙うことは可能

4.まとめ

　予想に挙げていない高校のうち鶴岡東も秋季大会で準優勝しており、近年の力関係では県内でも最上位グループにあるため、優勝する可能性があります。また、今年の山形は絶対的な本命と言える高校がないため、混戦となると予想されます。