高校野球

第104回全国高校野球選手権地方大会・優勝校予想 栃木編

 第104回全国高校野球選手権地方大会・優勝校予想記事の第14弾は作新の1強が続く栃木です。

1.近年の選手権大会の力関係

 過去10大会の優勝校、準優勝校は以下の通りです。

過去10大会の力関係として

・完全に作新学院の1強となっている

作新学院に続く高校は、青藍泰斗、佐野日大国学院栃木である

ということが挙げられます。

2.過去の傾向

 過去5年(2020年は大会中止のためカウントしない)の結果は以下の通りです。

2016

 2015 秋2016 春2016 夏
白鴎大足利優勝  
文星芸大付準優勝優勝ベスト8
作新学院ベスト4ベスト8優勝
真岡工ベスト4ベスト8 
栃木ベスト8ベスト8 
国学院栃木ベスト8ベスト8準優勝
栃木翔南ベスト8  
青藍泰斗ベスト8準優勝ベスト8
矢板中央 ベスト4ベスト4
栃木工 ベスト4 
茂木  ベスト4
黒磯  ベスト8
足利南  ベスト8

2017

 2016 秋2017 春2017 夏
作新学院優勝準優勝優勝
石橋準優勝ベスト4ベスト8
青藍泰斗ベスト4 ベスト4
白鴎大足利ベスト4優勝ベスト8
宇都宮短大付ベスト8  
真岡ベスト8 ベスト8
宇都宮ベスト8ベスト8 
国学院栃木ベスト8 準優勝
佐野日大 ベスト4 
矢板中央 ベスト8ベスト8
小山 ベスト8 
栃木工 ベスト8 
文星芸大付  ベスト4

2018

 2017 秋2018 春2018 夏
国学院栃木優勝ベスト4 
作新学院準優勝優勝優勝
青藍泰斗ベスト4準優勝ベスト4
小山南ベスト4ベスト8 
文星芸大付ベスト8ベスト8ベスト8
白鴎大足利ベスト8ベスト4準優勝
宇都宮南ベスト8ベスト8ベスト8
佐野日大ベスト8ベスト8ベスト8
宇都宮工  ベスト4
足利大付  ベスト8

2019

 2018 秋2019 春2019 夏
佐野日大優勝優勝ベスト8
作新学院準優勝ベスト8優勝
文星芸大付ベスト4ベスト4準優勝
宇都宮工ベスト4  
今市工ベスト8ベスト8 
白鴎大足利ベスト8  
足利大付ベスト8  
宇都宮南ベスト8  
栃木工 準優勝 
国学院栃木 ベスト4 
矢板中央 ベスト8 
青藍泰斗 ベスト8ベスト4
宇都宮商  ベスト4
宇都宮工  ベスト8
宇都宮短大付  ベスト8
石橋  ベスト8

2021

 2020 秋2021 春2021 夏
国学院栃木優勝  
石橋準優勝 ベスト8
青藍泰斗ベスト4ベスト8 
作新学院ベスト4準優勝優勝
宇都宮短大付ベスト8 ベスト4
白鴎大足利ベスト8ベスト4ベスト8
足利工ベスト8  
佐野日大ベスト8優勝準優勝
宇都宮工 ベスト4 
文星芸大付 ベスト8ベスト4
宇都宮南 ベスト8 
宇都宮 ベスト8 
那須拓陽  ベスト8
鹿沼  ベスト8

過去5年の傾向として

・選手権大会優勝校は秋季大会と春季大会で両方上位進出しており、ベスト4以上の成績を残している

・秋季大会と春季大会で両方上位進出した高校は選手権大会でも上位進出しやすい

作新学院は夏に強い

といったことが挙げられます。

3.2022年の展望

 2021年秋季大会、2022年春季大会の結果は以下の通りです。

 2021 秋2022 春
白鴎大足利優勝ベスト8
文星芸大付準優勝ベスト8
宇都宮南ベスト4ベスト8
高根沢ベスト4 
国学院栃木ベスト8 
茂木ベスト8 
青藍泰斗ベスト8ベスト4
作新学院ベスト8優勝
佐野日大 準優勝
栃木工 ベスト4
小山 ベスト8

この結果と近年の力関係を考慮して、以下のように予想します。

◎本命:作新学院

 近年の力関係では他を圧倒しており、秋季大会でベスト8、春季大会で優勝でもしているため、優勝する可能性は高い

〇対抗:白鴎大足利

 秋季大会で優勝、春季大会でベスト8であるため、作新学院を除くと優勝に一番近い

▲穴:文星芸大付

 秋季大会で準優勝、春季大会でベスト8であるため、優勝は不可能ではない

△連下:佐野日大

 春季大会で準優勝しているが、過去10大会の力関係、秋季大会と春季大会の成績で作新学院に劣っている

4.まとめ

 栃木は作新学院の1強が続いており、秋季大会と春季大会の成績から11連覇は堅いでしょう。よって、作新学院は地方大会でどのような戦いをするのか、どこが倒すのかいったところに注目したいと思います。

-高校野球