はじめに
近年はセンバツ当確ラインに到達した高校は聖隷クリストファーを除いて選抜で落選することがなくなっているため、センバツ当確ラインに到達した高校は選考で落選しないものとします。
第96回選抜高校大会の近畿地区の一般枠は6であるため、当確ラインはベスト4以上となっています。
そのため、秋季近畿地区大会での準決勝進出チームを予想します。
秋季近畿地区大会の組み合わせは以下の通りです。
左上のブロックをAブロックとし、左下のブロックをBブロックとし、右上のブロックをCブロックとし、右下のブロックをDブロックとし、それぞれのブロック別に準決勝に勝ち進む高校を予想します。
第76回秋季近畿地区大会出場校の過去20大会の勝率
Aブロック
高校名 | 勝率 |
---|---|
大阪桐蔭 | .769 |
高田商 | .300 |
報徳学園 | .594 |
奈良大付 | .500 |
勝率は大阪桐蔭>>>>報徳学園>>奈良大付となっています。
Bブロック
高校名 | 勝率 |
---|---|
近江 | .333 |
興国 | ---- |
京都国際 | .500 |
田辺 | ---- |
勝率は京都国際が高くなっています。
興国、田辺は過去20年で1回も秋季近畿大会に出場していませんでした。
Cブロック
高校名 | 勝率 |
---|---|
京都外大西 | .400 |
彦根総合 | .500 |
滋賀学園 | .500 |
履正社 | .714 |
勝率は履正社>>>>>滋賀学園=彦根総合となっています。
彦根総合は過去20年で1回秋季近畿大会に出場しています。
Dブロック
高校名 | 勝率 |
---|---|
智弁学園 | .636 |
須磨翔風 | ---- |
耐久 | ---- |
社 | .571 |
勝率は智弁学園>>社となっています。
耐久、須磨翔風は過去20年で1回も秋季近畿大会に出場していませんでした。
第75回秋季近畿地区大会出場校の戦力比較
秋季県大会での投手や打者の詳細なデータは入手が困難であったため、県大会の試合結果からピタゴラス勝率((総得点)^2/(総得点)^2+(総失点)^2)を求めて戦力の比較を行います(地区予選、20得点以上の試合は除外)。
Aブロック
高校名 | ピタゴラス勝率 |
---|---|
大阪桐蔭 | .925 |
高田商 | .932 |
報徳学園 | .973 |
奈良大付 | .935 |
ピタゴラス勝率は報徳学園>奈良大付≧高田商≧大阪桐蔭となっています。
Bブロック
高校名 | ピタゴラス勝率 |
---|---|
近江 | .925 |
興国 | .896 |
京都国際 | .997 |
田辺 | .854 |
ピタゴラス勝率は京都国際>>近江>興国>田辺となっています。
Cブロック
高校名 | ピタゴラス勝率 |
---|---|
京都外大西 | .904 |
彦根総合 | .800 |
滋賀学園 | .941 |
履正社 | .967 |
ピタゴラス勝率は履正社>滋賀学園>京都外大西>>>彦根総合となっています。
Dブロック
高校名 | ピタゴラス勝率 |
---|---|
智弁学園 | .974 |
須磨翔風 | .728 |
耐久 | .870 |
社 | .956 |
ピタゴラス勝率は智弁学園>社>>耐久となっています。
センバツ出場校の予想
Aブロック
本命:大阪桐蔭
秋季近畿大会での勝率は1位であり、府大会でのピタゴラス勝率もブロック内で2位と僅差である
Bブロック
本命:京都国際
秋季近畿大会での勝率、府大会でのピタゴラス勝率がいずれもブロック内で1位となっている
Cブロック
本命:履正社
秋季近畿大会での勝率、府大会でのピタゴラス勝率がいずれもブロック内で1位となっている
Dブロック
本命:智弁学園
秋季近畿大会での勝率、県大会でのピタゴラス勝率がいずれもブロック内で1位となっている
おわりに
今回はこれで終わりです。
準々決勝の勝敗予想記事、5枠目、6枠目の予想記事は後日投稿します。