高校野球

第95回選抜高校野球大会出場校戦力分析 報徳学園

第18弾は、6年ぶり22回目の出場となった報徳学園です。

秋季大会の成績

秋季大会の成績(判明分のみ)は以下の通りです。

試合結果

出場大会回戦スコア対戦相手
秋季近畿大会決勝0ー1大阪桐蔭
秋季近畿大会準決勝9ー5智弁和歌山
秋季近畿大会準々決勝9ー6履正社
秋季近畿大会1回戦11ー0箕面学園
秋季兵庫大会決勝4ー2神戸国際大付
秋季兵庫大会準決勝6ー0育英
秋季兵庫大会準々決勝4ー0滝川二
秋季兵庫大会3回戦4ー2市尼崎
秋季兵庫大会2回戦10ー0川西北陵
秋季兵庫大会1回戦7ー0山崎
秋季兵庫大会阪神C代表決定戦16ー0西宮南
秋季兵庫大会阪神C2回戦15ー0甲南

打者成績

OPS順(20得点以上の試合は除外)

選手名打席数打率本塁打三振四球出塁率長打率OPS
豊岡 涼也11.0000001.0001.0002.000
石野 蓮授19.438320.4211.1251.546
堀 柊那19.588011.611.7651.376
林 純司18.333032.412.533.945
竹内 颯平16.400000.438.467.905
岩本 聖冬生19.333025.529.333.862
山増 達也17.286023.412.429.841
西村 大和7.200011.333.200.533
辻田 剛暉18.235011.278.235.513
福留 希空2.000000.500.000.500
宮本 青空12.000022.167.000.167
盛田 智矢7.000031.143.000.143
齋藤 佑征1.000010.000.000.000
間木 歩5.000010.000.000.000
今朝丸 裕喜1.000000.000.000.000
チーム162.31331916.394.463.857

石野、堀、林、竹内、岩本が高い打率を残しています。

石野、堀、林は打率、長打率のいずれも高くなっています。

岩本、山増は四球が多く選んでいます。

三振率は11.7%であるため、チーム全体での三振は多くないと考えられます。

チーム打率は高くなっているため、全体的に四球が多くありませんが、出塁率は高くなっています。

チーム全体の本塁打数は3本となっており、チームの長打率は高く、チーム全体の長打力は高いと考えられます。

チームOPSは.857であり、OPSが.900を上回っている選手は4人いるため、チーム全体の打撃力は高いと考えられます。

投手成績

イニング順

選手名試合数イニング防御率奪三振率与四球率K/BBWHIP
盛田 智矢417.02.125.822.652.201.06
間木 歩412.01.506.754.501.501.17
今朝丸 裕喜24.04.500.002.250.002.00
チーム433.02.185.453.271.671.21

※K/BB:奪三振と与四球の比率で、投手の制球力を示す指標の1つ。3.5を超えると優秀と言われる。

K/BB=奪三振÷与四球(wikipedia)

投手は盛田、間木が多く投げています。

全体的に奪三振が少なくなっていますが、与四球は多くなっています。

間木は与四球が多くなっています。

チームの防御率は3.00を下回っていますが、K/BBが悪い数字になっているため、投手陣は不安定であると考えられます。

守備、走塁

守備成績

守備機会失策数守備率
チーム1445.965

報徳学園の守備率は.965であり、守備は若干不安定であると考えられます。

走塁成績

盗塁数盗塁死盗塁成功率
チーム131.929

盗塁は多くなっており、盗塁成功率も高くなっているため、走塁力は非常に高いと考えられます。

まとめ

報徳学園は、投手以外は弱点となっている部分は少なくなっています。

投手では盛田は安定していますが、間木が不安定になっています。

間木が登板した試合は多いため、勝つためには間木の投球が重要になってくると考えられます。

しかし、打撃や走塁では弱点はほとんどないと考えられるため、得点を取ることで投手陣の弱点となっている部分をカバーすることは十分に可能であると考えられます。

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