第17弾は、昨年のセンバツ優勝校であり、4年連続14回目の出場となった大阪桐蔭です。
秋季大会の成績
秋季大会の成績(判明分のみ)は以下の通りです。
試合結果
出場大会 | 回戦 | スコア | 対戦相手 |
---|---|---|---|
明治神宮大会 | 決勝 | 6ー5 | 広陵 |
明治神宮大会 | 準決勝 | 5ー4 | 仙台育英 |
明治神宮大会 | 準々決勝 | 12ー2 | クラーク国際 |
明治神宮大会 | 1回戦 | 9ー1 | 東邦 |
秋季近畿大会 | 決勝 | 1ー0 | 報徳学園 |
秋季近畿大会 | 準決勝 | 5ー3 | 龍谷大平安 |
秋季近畿大会 | 準々決勝 | 9ー4 | 彦根総合 |
秋季近畿大会 | 1回戦 | 6ー3 | 神戸国際大付 |
秋季大阪大会 | 決勝 | 7ー0 | 履正社 |
秋季大阪大会 | 準決勝 | 10ー2 | 関西創価 |
秋季大阪大会 | 準々決勝 | 12ー0 | 東大阪大柏原 |
秋季大阪大会 | 5回戦 | 8ー3 | 東海大大阪仰星 |
秋季大阪大会 | 4回戦 | 11ー0 | 春日丘 |
秋季大阪大会 | 3回戦 | 8ー0 | 大商大 |
秋季大阪大会 | 2回戦 | 16ー0 | 桜塚 |
打者成績
OPS順(20得点以上の試合は除外)
選手名 | 打席数 | 打率 | 本塁打 | 三振 | 四球 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
境 亮陽 | 7 | .571 | 1 | 1 | 0 | .571 | 1.143 | 1.714 |
南川 幸輝 | 50 | .444 | 0 | 6 | 9 | .551 | .611 | 1.162 |
山田 太成 | 50 | .439 | 0 | 2 | 2 | .465 | .610 | 1.075 |
村本 勇海 | 46 | .381 | 1 | 3 | 1 | .409 | .524 | .933 |
長澤 元 | 44 | .361 | 0 | 2 | 4 | .439 | .472 | .911 |
小川 大地 | 54 | .233 | 1 | 7 | 7 | .377 | .395 | .773 |
ラマル ギービン ラタナヤケ | 18 | .214 | 0 | 2 | 3 | .389 | .357 | .746 |
前田 悠伍 | 32 | .296 | 0 | 5 | 3 | .367 | .370 | .737 |
徳丸 快晴 | 51 | .311 | 0 | 4 | 4 | .360 | .356 | .716 |
佐藤 夢樹 | 42 | .172 | 0 | 10 | 6 | .366 | .345 | .711 |
八瀬山 大悟 | 10 | .375 | 0 | 2 | 0 | .300 | .375 | .675 |
岸本 真生 | 33 | .143 | 0 | 3 | 6 | .387 | .238 | .625 |
南 恒誠 | 2 | .000 | 0 | 1 | 1 | .500 | .000 | .500 |
笹井 知哉 | 3 | .000 | 0 | 2 | 0 | .000 | .000 | .000 |
川口 海偉 | 2 | .000 | 0 | 0 | 0 | .000 | .000 | .000 |
チーム | 445 | .318 | 3 | 50 | 46 | .410 | .451 | .861 |
南川、山田、村本、長澤、徳丸が高い打率を残しています。
南川、山田、村本は打率、長打率のいずれも高くなっています。
三振率は11.2%であるため、チーム全体での三振は多くないと考えられます。
全体的に四球が多くなっており、チーム打率は高くなっているため、出塁率は高くなっています。
チーム全体の本塁打数は3本となっており、チームの長打率は高く、チーム全体の長打力は高いと考えられます。
チームOPSは.861であり、OPSが.900を上回っている選手は4人いるため、チーム全体の打撃力は高いと考えられます。
投手成績
イニング順
選手名 | 試合数 | イニング | 防御率 | 奪三振率 | 与四球率 | K/BB | WHIP |
---|---|---|---|---|---|---|---|
前田 悠伍 | 9 | 68.0 | 1.32 | 9.79 | 1.99 | 4.93 | 0.87 |
南 恒誠 | 5 | 10.0 | 1.80 | 8.10 | 5.40 | 1.50 | 1.40 |
松井 弘樹 | 4 | 5.0 | 0.00 | 3.60 | 3.60 | 1.00 | 0.60 |
南 陽人 | 2 | 5.0 | 3.60 | 9.00 | 5.40 | 1.67 | 1.20 |
境 亮陽 | 1 | 2.0 | 4.50 | 0.00 | 9.00 | 0.00 | 2.00 |
藤井 勇真 | 1 | 1.0 | 0.00 | 9.00 | 0.00 | 999.99 | 0.00 |
平嶋 桂知 | 1 | 0.0 | 999.99 | ---- | 999.99 | 0.00 | 999.99 |
チーム | 11 | 91.0 | 1.58 | 9.00 | 2.87 | 3.14 | 0.99 |
※K/BB:奪三振と与四球の比率で、投手の制球力を示す指標の1つ。3.5を超えると優秀と言われる。
K/BB=奪三振÷与四球(wikipedia)
投手は前田が多く投げています。
全体的に奪三振は多く、与四球は少なくなっています。
チームの防御率は1点台であり、WHIPも低くなっており、K/BBも高くなっているため、投手力は高いと考えられます。
守備、走塁
守備成績
守備機会 | 失策数 | 守備率 | |
---|---|---|---|
チーム | 377 | 14 | .963 |
大阪桐蔭の守備率は.951であり、守備は若干不安定であると考えられます。
走塁成績
盗塁数 | 盗塁死 | 盗塁成功率 | |
---|---|---|---|
チーム | 3 | 1 | .750 |
盗塁は少なく、盗塁成功率も高くなっていため、走塁力は低いと考えられます。
まとめ
大阪桐蔭は、投打のいずれも高いレベルになっています。
チームの弱点を挙げるとするならば、投手では前田に負担が集中しているという点であり、守備では若干不安定になっているという点であると考えられます。
よって、2番手投手をどのようにするのか、打撃で弱点となっている部分のカバーをすることがカギになってくると考えられます。