高校野球

第95回選抜高校野球大会出場校戦力分析 高松商

第28弾は、4年ぶり28回目の出場となった高松商です。

秋季大会の成績

秋季大会の成績(判明分のみ)は以下の通りです。

試合結果

出場大会回戦スコア対戦相手
秋季四国大会決勝4ー5英明
秋季四国大会準決勝4ー1鳴門
秋季四国大会準々決勝4ー3明徳義塾
秋季四国大会1回戦9ー1徳島商
秋季香川大会決勝2ー4英明
秋季香川大会準決勝7ー6寒川
秋季香川大会準々決勝9ー0志度
秋季香川大会3回戦6ー0四国学院大香川西
秋季香川大会2回戦8ー0三本松

打者成績

OPS順(20得点以上の試合は除外)

選手名打席数打率本塁打三振四球出塁率長打率OPS
久保 慶太郎39.370137.528.6301.157
甲田 和喜2.500000.500.5001.000
横井 亮太37.345066.457.448.905
市ノ瀬 夢蔵43.344063.488.406.895
石井 友翔21.167013.450.417.867
中本 翔真38.292033.414.375.789
佐藤 颯人37.300032.382.400.782
大室 亮満27.333062.370.375.745
佐藤 瑞祇37.321030.345.393.738
山本 侑弥29.222041.250.333.583
村山 由空19.188041.235.250.485
江西 一郎6.200020.200.200.400
十河 喜史1.000000.000.000.000
佐藤 晋平3----000.500--------
チーム339.30014128.403.405.807

久保、横井、市ノ瀬、大室、佐藤瑞が高い打率を残しています。

久保は打率、長打率のいずれも高くなっています。

久保、横井、石井は四球が多く選んでいます。

三振率は12.1%であるため、チーム全体での三振は多くないと考えられます。

チーム打率は高くなっているため、全体的に四球が多くありませんが、出塁率は高くなっています。

チーム全体の本塁打数は1本となっており、チームの長打率は高くないため、チーム全体の長打力は高くないと考えられます。

チームOPSは.807であり、OPSが.900を上回っている選手は2人いるため、チーム全体の打撃力は高いと考えられます。

投手成績

イニング順

選手名試合数イニング防御率奪三振率与四球率K/BBWHIP
大室 亮満858.21.845.681.234.631.04
佐藤 晋平510.15.232.616.100.431.35
甲田 和喜26.01.503.006.000.502.00
チーム975.02.285.042.282.211.16

※K/BB:奪三振と与四球の比率で、投手の制球力を示す指標の1つ。3.5を超えると優秀と言われる。

K/BB=奪三振÷与四球(wikipedia)

投手は大室が多く投げています。

全体的に奪三振が少なくなっていますが、与四球も少なくなっています。

チームの防御率は2点台であり、K/BBも高くなっていないため、投手力は安定していますが、高くないと考えられます。

守備、走塁

守備成績

守備機会失策数守備率
チーム3076.980

高松商の守備率は.980であり、守備は安定していると考えられます。

走塁成績

盗塁数盗塁死盗塁成功率
チーム136.684

盗塁は多くなっていますが、盗塁成功率も高くないため、走塁力は高くないと考えられます。

まとめ

高松商は、投手以外は弱点となっている部分は少なくなっています。

投手ではチームの防御率は2点台ですが、大室以外の投手は与四球率やWHIPが悪い値になっており、。

そのため、勝ち進んだときに2番手以降の投手の投球が重要になってくると考えられます。

また、打撃では弱点は少ないと考えられるため、打撃で投手陣の弱点となっている部分をカバーすることは十分に可能であると考えられます。

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