第32弾は3年ぶり7回目となった大分商です。
秋季大会の成績
秋季大会の成績(判明分のみ)は以下の通りです。
試合結果
出場大会 | 回戦 | スコア | 対戦相手 |
---|---|---|---|
秋季九州大会 | 準決勝 | 1ー4 | 長崎日大 |
秋季九州大会 | 準々決勝 | 2ー1 | 東福岡 |
秋季九州大会 | 1回戦 | 10ー0 | 神村学園 |
秋季大分大会 | 決勝 | 1ー2 | 明豊 |
秋季大分大会 | 準決勝 | 10ー4 | 高田 |
秋季大分大会 | 準々決勝 | 2ー0 | 大分舞鶴 |
秋季大分大会 | 3回戦 | 8ー1 | 杵築 |
秋季大分大会 | 2回戦 | 7ー0 | 大分雄城台 |
打者成績
OPS順(20得点以上の試合は除外)
選手名 | 打席数 | 打率 | 本塁打 | 三振 | 四球 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
渡邊 公人 | 12 | .500 | 0 | 1 | 1 | .545 | .600 | 1.145 |
江口 飛勇 | 12 | .455 | 0 | 1 | 1 | .500 | .636 | 1.136 |
豊田 顕 | 13 | .333 | 0 | 3 | 0 | .400 | .333 | .733 |
二宮 力丸 | 11 | .286 | 0 | 1 | 2 | .444 | .286 | .730 |
羽田野 颯未 | 12 | .250 | 0 | 2 | 0 | .250 | .417 | .667 |
丸尾 櫂人 | 10 | .286 | 0 | 3 | 1 | .375 | .286 | .661 |
大道 蓮 | 12 | .250 | 0 | 4 | 0 | .250 | .250 | .500 |
吉田 遼平 | 2 | .000 | 0 | 1 | 1 | .500 | .000 | .500 |
上田 迅人 | 11 | .125 | 0 | 3 | 2 | .300 | .125 | .425 |
児玉 迅 | 6 | .167 | 0 | 1 | 0 | .167 | .167 | .334 |
飯田 凜琥 | 4 | .000 | 0 | 2 | 0 | .000 | .000 | .000 |
桝谷 春樹 | 1 | .000 | 0 | 0 | 0 | .000 | .000 | .000 |
チーム | 106 | .284 | 0 | 22 | 8 | .351 | .341 | .692 |
渡邊、江口、豊田が高い打率を残しています。
渡邊、江口は打率、長打率のいずれも高くなっています。
二宮は四球を多く選んでいます。
三振率は20.8%であるため、チーム全体での三振は非常に多いと考えられます。
チーム打率は高くなっていますが、全体的に四球は少ないため、出塁率は高い値になっていません。
チームの長打率は低く、チームの本塁打数は0本となっているため、チーム全体の長打力は低いと考えられます。
チームOPSは.692であり、OPSが.900を上回っている選手は2人いるため、チーム全体の打撃力は高いわけではないと考えられます。
投手成績
イニング順
選手名 | 試合数 | イニング | 防御率 | 奪三振率 | 与四球率 | K/BB | WHIP |
---|---|---|---|---|---|---|---|
児玉 迅 | 3 | 12.0 | 1.50 | 6.00 | 4.50 | 1.33 | 1.50 |
飯田 凜琥 | 3 | 10.2 | 1.69 | 7.59 | 1.69 | 4.50 | 0.66 |
松木 翔和 | 1 | 0.1 | 0.00 | 0.00 | 54.00 | 0.00 | 6.00 |
チーム | 3 | 23.0 | 1.57 | 6.65 | 3.91 | 1.70 | 1.17 |
※K/BB:奪三振と与四球の比率で、投手の制球力を示す指標の1つ。3.5を超えると優秀と言われる
K/BB=奪三振÷与四球(wikipedia)
投手は児玉、飯田が多く投げています。
全体的に奪三振は多くなく、与四球は多めになっています。
児玉は与四球が多く、WHIPも悪い値になっています。
チームの防御率は1点台ですが、与四球率やK/BBは悪い値になっているため、投手陣は不安定であると考えられます。
守備、走塁
守備成績
守備機会 | 失策数 | 守備率 | |
---|---|---|---|
チーム | 99 | 2 | .980 |
大分商の守備率は.980であり、守備は安定していると考えられます。
走塁成績
盗塁数 | 盗塁死 | 盗塁成功率 | |
---|---|---|---|
チーム | 3 | 2 | .600 |
盗塁は多くなく、盗塁成功率も高くないため、走塁力は低いと考えられます。
まとめ
大分商は、投打で弱点となっている部分があると考えられます。
打撃では全体的に三振が多くなっています。
また、打率は低くありませんが、長打力が低くなっているため、点を取るには1イニングでヒットを集中させる必要があると考えられます。
投手ではチームの防御率は1点台となっており、飯田は安定していますが、児玉は与四球が多く、WHIPも悪い値になっているため不安定であると考えられます。
また、守備も安定していますが、走塁力も低くなっているため、勝つためにはある程度点を取ることが重要になってくると考えられます。