高校野球

第95回選抜高校野球大会出場校戦力分析 高知

第29弾は2年連続20回目となった高知です。

秋季大会の成績

秋季大会の成績(判明分のみ)は以下の通りです。

試合結果

出場大会回戦スコア対戦相手
秋季四国大会準決勝2ー4英明
秋季四国大会準々決勝10ー4今治西
秋季四国大会1回戦7ー2尽誠学園
秋季高知大会決勝2ー6明徳義塾
秋季高知大会準決勝8ー0土佐
秋季高知大会準々決勝3ー0須崎総合
秋季高知大会2回戦12ー0小津

打者成績

OPS順(20得点以上の試合は除外)

選手名打席数打率本塁打三振四球出塁率長打率OPS
岡村 翼21.0000001.0001.0002.000
高木 心寧14.500003.615.6001.215
木村 星太朗16.462003.562.4621.024
三枝 律彦1.0000011.000.0001.000
淺野 陸駆1.0000011.000.0001.000
髙塚 涼丞16.333002.438.500.938
山平 統己16.300004.500.400.900
福井 翔英16.286021.333.429.762
黒岩 宗征15.308031.400.308.708
辻井 翔大4.000000.667.000.667
中嶋 奏輔13.200032.333.300.633
西村 侑真12.182020.182.182.364
西村 真人3.000010.000.000.000
島谷 星士郎1.000000.000.000.000
平 悠真2.000010.000.000.000
チーム132.31001218.437.380.817

高木、木村、髙塚が高い打率を残しています。

高木、髙塚は打率、長打率のいずれも高くなっています。

三振率は9.1%であるため、チーム全体での三振は少なくなっていると考えられます。

チーム打率は高くなっており、全体的に四球も多くなっているため、出塁率は高い値になっています。

チームの本塁打数は0本となっており、チームの長打率は低くなっているため、チーム全体の長打力は低いと考えられます。

チームOPSは.817であり、OPSが.900を上回っている選手は4人いるため、チーム全体の打撃力は高いと考えられます。

投手成績

イニング順

選手名試合数イニング防御率奪三振率与四球率K/BBWHIP
辻井 翔大39.02.004.002.002.001.11
西村 真人28.04.500.003.380.001.62
平 悠真27.01.291.291.291.001.00
中嶋 奏輔23.00.006.006.001.001.00
チーム327.02.332.332.670.881.22
※K/BB:奪三振と与四球の比率で、投手の制球力を示す指標の1つ。3.5を超えると優秀と言われる K/BB=奪三振÷与四球(wikipedia)

投手は辻井、西村、平が多く投げています。

全体的に奪三振は少なくなっています。

チームの防御率は2点台ですが、奪三振率やK/BBは悪い値になっているため、投手力は低いと考えられます。

守備、走塁

守備成績

 守備機会失策数守備率
チーム1284.969

高知の守備率は.969であり、守備は若干不安定であると考えられます。

走塁成績

 盗塁数盗塁死盗塁成功率
チーム102.867

盗塁は多く、盗塁成功率も高くなっているため、走塁力は高いと考えられます。

まとめ

高知は、投打で弱点となっている部分があると考えられます。

打撃では全体的にコンタクト力はありますが、長打力が低くなっているため、点を取るには1イニングでヒットを集中させる必要があります。

投手ではチームの防御率は2点台となっていますが、奪三振率やK/BBは悪くなっています。

また、走塁力は高くなっていますが、守備は安定しているわけでもないため、勝つためにはある程度点を取ることが重要になってくると考えられます。

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