第１０４回全国高校野球選手権地方大会決勝戦予想 山形編

1.自分の大会前の予想

　近年の力関係では差はほとんどなく、秋季大会と春季大会の成績を比較したところ山形中央が上である評価であり、また、過去5年の傾向から、選手権優勝校は秋季大会と春季大会で両方ともベスト4以上であるという傾向があったため、山形中央が鶴岡東を上回っているという予想でした。

2.両校の準決勝までの成績

打撃成績

鶴岡東

チーム打率 .443、本塁打数1本(土屋1本)

山形中央

チーム打率 .373、本塁打数2本(高木、小玉1本)

投手成績

鶴岡東

山形中央　

エラー数は鶴岡東が1であり、山形中央が2です。打撃成績では、打率は鶴岡東が上回っていますが、本塁打数は山形中央が上回っており、合算すると鶴岡東が上と言えます。投手成績では奪三振や与四死球の項目では山形中央が上回っているのに対して防御率では鶴岡東が上回っています。両校とも投手の負担がある程度分散されています。準決勝で鶴岡東は渡辺が7イニング、山形中央は武田が6イニング投げており、連投となる決勝で疲労の影響はある程度考えられます。投打での成績とエラー数を考慮すると鶴岡東が有利であると考えられます。

3.両校の決勝戦勝率と選手権大会での対戦成績

　鶴岡東の決勝戦勝率は.667であり、山形中央の決勝戦での勝率は.286であるため、鶴岡東のほうが決勝戦に強いと考えられます。両校の対戦成績は

であり、鶴岡東が6勝4敗と勝ち越しています。

4.予想

　自分の大会前の予想では山形中央が鶴岡東を上回っていますが、準決勝までの成績、決勝戦勝率は鶴岡東が上回っており、対戦成績は鶴岡東が勝ち越しています。よって、自分は鶴岡東が勝つと予想します。