高校野球

第104回全国高校野球選手権地方大会決勝戦予想 栃木編

1.自分の大会前の予想

 近年の力関係では国学院栃木が上回っており、秋季大会と春季大会の成績を比較したところ宇都宮南が上である評価であり、また、過去5年の傾向から、選手権大会優勝校は秋季大会と春季大会で両方ベスト8以上であり、どちらかはベスト4以上の成績を残しているあったため、宇都宮南国学院栃木を上回っているという予想でした。

2.両校の準決勝までの成績

打撃成績

国学院栃木

チーム打率 .355、本塁打数2本(小木曽、平井1本)

宇都宮南

チーム打率 .354、本塁打数2本(瓦井、杉山瑛1本)

投手成績

国学院栃木
 イニング防御率奪三振四死球
盛永192.37166
菅原70.0036
吉野72.5742
中沢50.0051
中川10.0000
平井10.0010
宇都宮南 
 イニング防御率奪三振四死球
神山16.22.7069
石崎14.15.65713
福田10.0000

エラー数は国学院栃木が1であり、宇都宮南が4です。打撃成績は、両校にほとんど差はありません。国学院栃木は盛永が多くのイニングを投げているのに対して、宇都宮南は投手の負担がある程度分散されています。奪三振や与四死球防御率はいずれも国学院栃木が上回っています。国学院栃木は盛永が準決勝で10イニング投げているのに対して、宇都宮南は神山を温存できているため、連投となる決勝では疲労の影響による差は大きい考えられます。投打での成績とエラー数を考慮すると国学院栃木が若干上回っている考えられます。

3.両校の決勝戦勝率と選手権大会での対戦成績

 国学院栃木の決勝戦勝率は.143であり、宇都宮南の決勝戦での勝率は.714であります。宇都宮南のほうが決勝戦に強いと考えられます。両校の対戦成績は

 国学院栃木 宇都宮南
2005年決勝2-6
2002年2回戦5-0
1996年決勝0-4
1987年準決勝5-0
1983年準々決勝1-2

であり、宇都宮南が3勝2敗と勝ち越しています。

4.予想

 準決勝までの成績は国学院栃木が若干上回っており、自分の大会前の予想、決勝戦勝率では宇都宮南が上回っており、対戦成績は宇都宮南が勝ち越しています。よって、自分は宇都宮南が勝つと予想します。

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