高校野球

第104回全国高校野球選手権地方大会・優勝校予想 福島編

 第104回全国高校野球選手権地方大会・優勝校予想記事の第23弾は昨年、1強体制に風穴が開いた福島です。

1.近年の選手権大会の力関係

 過去10大会の優勝校、準優勝校は以下の通りです。

過去10大会の力関係として

聖光学院が1強となっている

聖光学院に続くのは日大東北光南である

ということが挙げられます。

2.過去の傾向

 過去5年(2020年は大会中止のためカウントしない)の結果は以下の通りです。

2016

 2015 秋2016 春2016 夏
聖光学院優勝ベスト4優勝
学法石川準優勝ベスト8ベスト8
福島商ベスト4  
いわき光洋ベスト4  
東日大昌平ベスト8  
小高工ベスト8ベスト8ベスト8
会津ベスト8  
光南ベスト8優勝準優勝
磐城 準優勝ベスト8
日大東北 ベスト4ベスト4
船引 ベスト8 
相馬 ベスト8 
学法福島  ベスト4
会津  ベスト8

2017

 2016 秋2017 春2017 夏
聖光学院優勝優勝優勝
日大東北準優勝 ベスト4
学法石川ベスト4ベスト8ベスト8
福島商ベスト4 ベスト4
小高工ベスト8  
学法福島ベスト8  
郡山ベスト8  
いわき光洋ベスト8準優勝準優勝
東日大昌平 ベスト4 
福島東 ベスト4 
須賀川桐陽 ベスト8 
光南 ベスト8ベスト8
須賀川 ベスト8 
小高産業技術  ベスト8
磐城  ベスト8

2018

 2017 秋2018 春2018 夏
聖光学院優勝優勝優勝
光南準優勝ベスト4ベスト8
学法石川ベスト4ベスト8 
湯本ベスト4ベスト8ベスト4
福島商ベスト8準優勝準優勝
磐城ベスト8ベスト4 
須賀川ベスト8  
郡山ベスト8  
安積 ベスト8 
小高産業技術 ベスト8 
いわき海星  ベスト4
いわき光洋  ベスト8
福島  ベスト8
平工  ベスト8

2019

 2018 秋2019 春2019 夏
聖光学院優勝 優勝
日大東北準優勝ベスト4準優勝
福島商ベスト4ベスト8 
学法福島ベスト4ベスト8ベスト8
湯本ベスト8  
学法石川ベスト8準優勝 
磐城ベスト8  
東日大昌平ベスト8優勝ベスト4
ふたば未来 ベスト4 
福島西 ベスト8 
相馬 ベスト8 
光南  ベスト4
白河旭  ベスト8
郡山  ベスト8
ふたば未来学園  ベスト8

2021

 2020 秋2021 春2021 夏
学法福島優勝  
福島成蹊準優勝 ベスト4
磐城ベスト4ベスト4 
東日大昌平ベスト4ベスト4ベスト8
ふたば未来ベスト8  
須賀川ベスト8  
光南ベスト8ベスト8準優勝
学法石川ベスト8準優勝ベスト8
聖光学院 優勝ベスト8
会津 ベスト8 
日大東北 ベスト8優勝
喜多方桐桜 ベスト8 
福島商  ベスト4
相馬  ベスト8

過去5年の傾向として

・選手権大会優勝校は秋季大会優勝or春季大会ベスト8以上

・秋季大会と春季大会の両方で上位進出した高校は選手権大会でも上位進出しやすい

といったことが挙げられます。

3.2022年の展望

 2021年秋季大会、2022年春季大会の結果は以下の通りです。

 2021 秋2022 春
聖光学院優勝優勝
東日大昌平準優勝ベスト8
学法石川ベスト4ベスト4
いわき光洋ベスト4 
只見ベスト8ベスト8
ふたば未来ベスト8 
日大東北ベスト8 
福島商ベスト8ベスト8
光南 準優勝
学法福島 ベスト4
福島東 ベスト8

この結果と近年の力関係を考慮して、以下のように予想します。

◎本命:聖光学院

 近年の力関係では他の高校を圧倒しており、秋季大会と春季大会で優勝しているため、選手権大会でも優勝する可能性は高い

〇対抗:光南 

 春季大会で準優勝しており、昨年の選手権大会で聖光学院を撃破している

▲穴:学法石川

 秋季大会と春季大会で安定した成績を残しており、また、10大会以内に準優勝以上の成績を残している

△連下:東日大昌平

 秋季大会で準優勝、春季大会でベスト8であるが、10大会以内で準優勝以上の成績を残したことがない

4.まとめ

 2022年の福島は聖光学院が大本命であり、選手権大会でも優勝する可能性は高いと予想されます。よって、聖光学院をどの高校が倒すのかといったところ注目したいです。ちなみに、聖光学院は秋季大会でベスト8以上の成績を残せなかったときにV逸しやすい傾向(2001年以外V逸している)にあります。

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