高校野球

第95回選抜高校野球大会出場校戦力分析 大垣日大

第16弾は2年連続5回目となった大垣日大です。

秋季大会の成績

秋季大会の成績(判明分のみ)は以下の通りです。

試合結果

出場大会回戦対戦相手スコア
秋季東海大会準決勝東邦4ー7
秋季東海大会2回戦三重4ー2
秋季東海大会1回戦愛工大名電1ー0
秋季岐阜大会決勝中京3ー4
秋季岐阜大会準決勝市岐阜商5ー2
秋季岐阜大会準々決勝県岐阜商9ー3
秋季岐阜大会3回戦帝京大可児2ー1
秋季岐阜大会2回戦本巣松陽12ー0
秋季岐阜大会1回戦中津14ー1

打者成績

OPS順(20得点以上の試合は除外)

選手名打席数打率本塁打三振四球出塁率長打率OPS
西河 陸人11.0000001.0002.0003.000
山口 直次郎9.444000.444.5561.000
日比野 翔太1----0011.000.0001.000
山内 伊織12.400002.500.400.900
山田 渓太12.300011.417.400.817
高川 莉玖11.333021.364.333.697
米津 煌太12.300010.273.300.573
権田 結輝14.231040.231.231.462
髙橋 慎12.200020.250.200.450
神川 翔太4.000001.333.000.333
袴田 好彦10.000041.222.000.222
北村 琉翔10.000020.000.000.000
チーム108.2580167.324.292.616

山口、山内、高川が高い打率を残しています。

山口は打率、長打率のいずれも高くなっています。

三振率は14.8%であるため、チーム全体での三振は多くないと考えられます。

チーム打率は高くなく、全体的に四球は少ないため、出塁率は高い値になっていません。

チーム全体の本塁打数は0本となっており、チームの長打率は低くなっているため、チーム全体の長打力は低いと考えられます。

チームOPSは.616であり、OPSが.900を上回っている選手は山口のみであるため、チーム全体の打撃力は低めになっていると考えられます。

投手成績

イニング順

選手名試合数イニング防御率奪三振率与四球率K/BBWHIP
山田 渓太326.01.047.621.734.401.08
チーム326.01.047.621.734.401.08

※K/BB:奪三振と与四球の比率で、投手の制球力を示す指標の1つ。3.5を超えると優秀と言われる。

K/BB=奪三振÷与四球(wikipedia)

投手は山田が1人で投げています。

全体的に奪三振は多く、与四球は少なめになっています。

チームの防御率は1点台となっており、WHIPも低くなっていますが、K/BBも高くなっており、投手力は高いと考えられます。

守備、走塁

守備成績

守備機会失策数守備率
チーム1156.948

大垣日大の守備率は.948であり、守備は不安定であると考えられます。

走塁成績

盗塁数盗塁死盗塁成功率
チーム32.600

盗塁成功率は低くなっており、盗塁は少ないため、走塁力は低いと考えられます。

まとめ

大垣日大は、投手では山田が安定していますが、投手は山田1人という状態になっています。

そのため、勝ち進んだときに2番手投手をどのようにするのかという点がカギになると考えられます。

打撃では打率こそ低すぎるわけではありませんが、長打力は低いと考えられるため、得点を奪うには1イニングでヒットを集中させる必要があります。

また、守備や走塁もあまりよくないため、勝つためには投手の山田が相手打線を抑え込むことが必須であると考えられます。

-高校野球