高校野球

第104回全国高校野球選手権地方大会・優勝校予想 宮崎編

 第104回全国高校野球選手権地方大会・優勝校予想記事の第35弾は群雄割拠の状態にある宮崎です。

1.近年の選手権大会の力関係

 過去10大会の優勝校、準優勝校は以下の通りです。

過去10大会の力関係として

日南学園聖心ウルスラ延岡学園が若干リードしているが、基本的には群雄割拠である

・上記3校の中では日南学園が抜けている

・過去10大会で連覇した高校はない

ということが挙げられます。

2.過去の傾向

 過去5年(2020年は大会中止のためカウントしない)の結果は以下の通りです。

2016

 2015 秋2016 春2016 夏
日南学園優勝ベスト8優勝
富島準優勝優勝ベスト8
宮崎工ベスト4ベスト4ベスト4
都城西ベスト4  
都城ベスト8  
鵬翔ベスト8 ベスト8
宮崎南ベスト8  
日章学園ベスト8  
日向学院 準優勝 
聖心ウルスラ ベスト4 
都城商 ベスト8 
宮崎第一 ベスト8 
延岡商 ベスト8 
宮崎商  準優勝
宮崎大宮  ベスト4
佐土原  ベスト8
宮崎日大  ベスト8

2017

 2016 秋2017 春2017 夏
鵬翔優勝 ベスト8
高千穂準優勝 ベスト8
延岡学園ベスト4ベスト4 
都城商ベスト4ベスト4ベスト4
日南学園ベスト8優勝 
都城ベスト8  
日章学園ベスト8ベスト8 
日向ベスト8  
宮崎南 準優勝ベスト8
都城 ベスト8 
宮崎日大 ベスト8ベスト4
 ベスト8 
聖心ウルスラ  優勝
日向学院  準優勝
宮崎学園  ベスト8

2018

 2017 秋2018 春2018 夏
延岡学園優勝  
富島準優勝 ベスト4
宮崎日大ベスト4 ベスト8
都城ベスト4 ベスト8
福島ベスト8  
宮崎西ベスト8  
日向ベスト8  
宮崎南ベスト8ベスト8 
聖心ウルスラ 優勝ベスト8
日南学園 準優勝優勝
都城 ベスト4 
宮崎工 ベスト4ベスト4
延岡 ベスト8 
高鍋 ベスト8 
日南 ベスト8 
日章学園  準優勝
小林西  ベスト8

2019

 2018 秋2019 春2019 夏
日章学園優勝  
小林西準優勝優勝準優勝
宮崎第一ベスト4準優勝ベスト8
富島ベスト4ベスト8優勝
高鍋ベスト8ベスト4 
宮崎工ベスト8  
都城西ベスト8ベスト8 
聖心ウルスラベスト8  
都城 ベスト4ベスト4
都城商 ベスト8 
鵬翔 ベスト8 
都城  ベスト4
小林  ベスト8
宮崎日大  ベスト8
日南振徳  ベスト8

2021

 2020 秋2021 春2021 夏
宮崎商優勝 優勝
延岡学園準優勝準優勝準優勝
日南学園ベスト4優勝ベスト4
宮崎日大ベスト4ベスト4ベスト4
ベスト8ベスト4ベスト8
都城ベスト8  
都城ベスト8  
宮崎学園ベスト8  
日章学園 ベスト8 
富島 ベスト8 
延岡 ベスト8 
日向 ベスト8 
都城  ベスト8
都城  ベスト8
都城泉ヶ丘  ベスト8

過去5年の傾向として

・春季大会優勝校は選手権大会で優勝していない

・秋季大会と春季大会で上位進出した高校は選手権大会でも上位進出しやすい

・秋季大会と春季大会で両方ともベスト4以上の高校は選手権大会で優勝していない

といったことが挙げられます。

3.2022年の展望

 2021年秋季大会、2022年春季大会の結果は以下の通りです。

 2021 秋2022 春
小林秀峰優勝 
日章学園準優勝ベスト4
富島ベスト4 
都城泉ヶ丘ベスト4 
延岡学園ベスト8 
都城ベスト8 
都城ベスト8 
小林西ベスト8準優勝
宮崎学園 優勝
聖心ウルスラ ベスト4
宮崎商 ベスト8
都城商 ベスト8
日南学園 ベスト8
宮崎西 ベスト8

この結果と近年の力関係を考慮して、以下のように予想します。

◎本命:小林西

 秋季大会と春季大会で安定した成績を残しているため、上位進出する可能性は高い

〇対抗:日南学園

 近年の力関係ではリードしているが、秋季大会と春季大会では小林西に劣る

▲穴:聖心ウルスラ

 秋季大会と春季大会ではマイナスな部分はないが、近年の力関係と秋季大会と春季大会を考慮したとき上記2校に劣る

△連下:小林秀峰

 秋季大会で優勝しているが、過去10大会で準優勝以上の成績を残していない

4.まとめ

 2022年の宮崎は絶対的な本命が存在しないため、混戦となることが予想されます。そのため、予想に挙げていない高校が優勝する可能性は十分に考えられます。

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