第20弾は一昨年の選手権優勝校で、3年ぶり15回目の出場となった智辯和歌山です。
秋季大会の成績
秋季大会の成績(判明分のみ)は以下の通りです。
試合結果
出場大会 | 回戦 | スコア | 対戦相手 |
---|---|---|---|
秋季近畿大会 | 準決勝 | 5ー9 | 報徳学園 |
秋季近畿大会 | 準々決勝 | 7ー0 | 社 |
秋季近畿大会 | 1回戦 | 8ー4 | 京都国際 |
秋季和歌山大会 | 決勝 | 6ー1 | 近大新宮 |
秋季和歌山大会 | 準決勝 | 10ー0 | 海南 |
秋季和歌山大会 | 準々決勝 | 5ー0 | 日高中津 |
打者成績
OPS順(20得点以上の試合は除外)
選手名 | 打席数 | 打率 | 本塁打 | 三振 | 四球 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
中塚 遥翔 | 26 | .526 | 4 | 2 | 5 | .600 | 1.211 | 1.811 |
高桑 京士郎 | 3 | .667 | 0 | 1 | 0 | .667 | 1.000 | 1.667 |
多田羅 浩大 | 22 | .579 | 0 | 0 | 2 | .636 | .632 | 1.268 |
濱口 凌輔 | 18 | .353 | 1 | 1 | 1 | .389 | .588 | .977 |
青山 達史 | 28 | .227 | 1 | 6 | 6 | .393 | .455 | .847 |
清水 風太 | 11 | .273 | 1 | 2 | 0 | .273 | .545 | .818 |
杉本 颯太 | 27 | .333 | 0 | 2 | 3 | .417 | .381 | .798 |
吉川 泰地 | 8 | .333 | 0 | 1 | 1 | .429 | .333 | .762 |
松嶋 祥斗 | 6 | .200 | 0 | 1 | 1 | .333 | .400 | .733 |
小畑 虎之介 | 18 | .250 | 0 | 0 | 4 | .438 | .250 | .688 |
湯浅 孝介 | 24 | .318 | 0 | 5 | 1 | .333 | .318 | .652 |
石橋 輝星 | 17 | .231 | 0 | 2 | 3 | .412 | .231 | .643 |
花田 悠月 | 4 | .250 | 0 | 0 | 0 | .250 | .250 | .500 |
古井 浩汰 | 13 | .000 | 0 | 6 | 3 | .308 | .000 | .308 |
チーム | 225 | .333 | 7 | 29 | 30 | .431 | .492 | .923 |
中塚、多田羅、濱口、杉本、湯浅が高い打率を残しています。
長打率は中塚、多田羅、濱口、清水が高くなっています。
三振率は12.9%であるため、チーム全体での三振は多くないと考えられます。
チーム打率は高くなっており、全体的に四球が多く、出塁率は高くなっています。
チーム全体の本塁打数は7本となっており、チームの長打率は高いため、チーム全体の長打力は高いと考えられます。
チームOPSは.923であり、OPSが.900を上回っている選手は3人いるため、チーム全体の打撃力は高いと考えられます。
投手成績
イニング順
選手名 | 試合数 | イニング | 防御率 | 奪三振率 | 与四球率 | K/BB | WHIP |
---|---|---|---|---|---|---|---|
清水 風太 | 6 | 25.2 | 1.40 | 8.77 | 1.40 | 6.25 | 0.78 |
吉川 泰地 | 5 | 21.1 | 2.11 | 7.17 | 0.84 | 8.50 | 0.84 |
岡田 晴吾 | 1 | 0.2 | 13.50 | 0.00 | 13.50 | 0.00 | 4.50 |
石原 大聖 | 2 | 0.2 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | ---- | 1.50 |
中西 琉輝矢 | 1 | 0.1 | 0.00 | 27.00 | 0.00 | 999.99 | 0.00 |
福永 修吾 | 1 | 0.1 | 0.00 | 0.00 | 54.00 | 0.00 | 6.00 |
チーム | 6 | 49.0 | 1.84 | 7.90 | 1.65 | 4.78 | 0.90 |
※K/BB:奪三振と与四球の比率で、投手の制球力を示す指標の1つ。3.5を超えると優秀と言われる。
K/BB=奪三振÷与四球(wikipedia)
投手は清水、吉川が多く投げています。
全体的に奪三振が多くなっており、与四球は少なくなっています。
チームの防御率は2.00を下回っており、WHIPも低く、K/BBも高くなっているため、投手力は非常に高いと考えられます。
守備、走塁
守備成績
守備機会 | 失策数 | 守備率 | |
---|---|---|---|
チーム | 214 | 8 | .963 |
智辯和歌山の守備率は.963であり、守備は安定しているわけではないと考えられます。
走塁成績
盗塁数 | 盗塁死 | 盗塁成功率 | |
---|---|---|---|
チーム | 8 | 0 | 1.000 |
盗塁は多くありませんが、盗塁成功率も高くなっているため、走塁力は高いと考えられます。
まとめ
智辯和歌山は、投打のいずれも高いレベルになっています。
弱点を挙げるとするならば、守備が若干不安定になっているという点であると考えられます。
そのため、打撃で守備で弱点となっている部分のカバーをすることが重要であると考えられます。
しかし、投手陣は全体的に奪三振が多くなっているため、守備での弱点の影響は少なくなっていると考えられます。