高校野球

第104回全国高校野球選手権地方大会決勝戦予想 岡山編

1.自分の大会前の予想

 近年の力関係では創志学園が若干上回っており、秋季大会と春季大会の成績を比較したところ創志学園が上である評価であり、また、過去5年の傾向から、選手権大会優勝校は秋季大会と春季大会で両方とも優勝していないため、 創志学園倉敷商を上回っているという予想でした。

2.両校の準決勝までの成績

打撃成績

倉敷商

チーム打率 .376、本塁打数3本

 創志学園

チーム打率 .415、本塁打数0本

投手成績

倉敷商
 イニング防御率奪三振四死球
和田15.21.15144
長谷川144.50124
増田9.10.0091
柏内20.0031
創志学園 
 イニング防御率奪三振四死球
岡村291.86318
木村晃10.0030

エラー数は倉敷商が2であり、創志学園が1です。打撃成績では、打率は創志学園が上回っていますが、本塁打数は倉敷商が上回っており、合算すると倉敷商が若干上と言えます。投手成績では奪三振や与四死球、防御率でも創志学園が上回っています。創志学園は岡村がほぼ1人で投げているのに対して、倉敷商は投手の負担がある程度分散されています。創志学園は岡村が準決勝で7イニング投げており、決勝まで1日空くが疲労の影響がないわけではない考えられます。投打での成績とエラー数を考慮すると倉敷商が僅かに上回っている考えられます。

3.両校の決勝戦勝率と選手権大会での対戦成績

 倉敷商の決勝戦勝率は.733であり、創志学園の決勝戦での勝率は.400であります。倉敷商のほうが決勝戦に強いと考えられます。両校の対戦成績は

 倉敷商 創志学園
2021年準決勝4-3
2019年準決勝2-0
2018年準決勝0-2
2015年準決勝0-1
2012年決勝4-3

であり、倉敷商が3勝2敗と勝ち越しています。

4.予想

 自分の大会前の予想では創志学園倉敷商を上回っていますが、準決勝までの成績、決勝戦勝率は倉敷商が上回っており、対戦成績は倉敷商が勝ち越していますが、ほぼ互角です。自分は倉敷商が勝つと予想します。

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