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第104回全国高校野球選手権地方大会・優勝校予想 群馬編

 第104回全国高校野球選手権地方大会・優勝校予想記事の第32弾は前橋育英が勢力を伸ばしている群馬です。

1.近年の選手権大会の力関係

 過去10大会の優勝校、準優勝校は以下の通りです。

過去10大会の力関係として

健大高崎前橋育英がリードしている

・2016年以降は前橋育英の1強になっている

ということが挙げられます。

2.過去の傾向

 過去5年(2020年は大会中止のためカウントしない)の結果は以下の通りです。

2016

 2015 秋2016 春2016 夏
樹徳優勝ベスト8ベスト8
桐生第一準優勝  
健大高崎ベスト4準優勝準優勝
前橋工ベスト4ベスト4ベスト4
前橋商ベスト8  
伊勢崎清明ベスト8ベスト8ベスト4
前橋育英ベスト8優勝優勝
桐生南ベスト8  
前橋 ベスト4 
桐生市 ベスト8ベスト8
高崎経大付 ベスト8 
利根商  ベスト8
桐生西  ベスト8

2017

 2016 秋2017 春2017 夏
前橋育英優勝優勝優勝
健大高崎準優勝準優勝準優勝
高崎ベスト4ベスト4 
高崎経大付ベスト4  
樹徳ベスト8  
常磐ベスト8ベスト8ベスト8
前橋西ベスト8  
高崎商大付ベスト8  
前橋東 ベスト4ベスト8
東農大二 ベスト8ベスト4
桐生南 ベスト8ベスト8
伊勢崎清明 ベスト8 
明和県央  ベスト4
前橋商  ベスト8

2018

 2017 秋2018 春2018 夏
健大高崎優勝優勝準優勝
関東学園大付準優勝準優勝ベスト4
藤岡中央ベスト4ベスト8ベスト8
桐生第一ベスト4ベスト8 
富岡ベスト8ベスト8 
前橋育英ベスト8ベスト4優勝
前橋商ベスト8ベスト8ベスト8
前橋工ベスト8 ベスト8
市太田 ベスト4 
高崎商  ベスト4
伊勢崎清明  ベスト8

2019

 2018 秋2019 春2019 夏
前橋育英優勝優勝優勝
桐生第一準優勝ベスト4ベスト4
健大高崎ベスト4準優勝 
渋川青翠ベスト4  
館林ベスト8  
伊勢崎清明ベスト8ベスト8 
樹徳ベスト8ベスト4ベスト8
高崎商ベスト8  
館林商工 ベスト8 
市太田 ベスト8ベスト8
前橋商 ベスト8準優勝
関東学園大付  ベスト4
利根商  ベスト8
高崎商大付  ベスト8

2021

 2020 秋2021 春2021 夏
健大高崎優勝ベスト8準優勝
前橋商準優勝  
館林ベスト4  
桐生第一ベスト4  
前橋育英ベスト8 優勝
高崎北ベスト8  
樹徳ベスト8 ベスト8
高崎商大付ベスト8  
関東学園大付 優勝ベスト8
東農大二 準優勝ベスト8
館林 ベスト4 
太田 ベスト4ベスト4
市太田 ベスト8 
高崎商 ベスト8 
前橋東 ベスト8 
利根商  ベスト4
渋川  ベスト8

過去5年の傾向として

・選手権大会優勝校は秋季大会でベスト8以上の成績を残している

前橋育英は夏に強い

・秋季大会と春季大会でいずれも上位進出した高校は選手権大会でも上位進出しやすい

といったことが挙げられます。

3.2022年の展望

 2021年秋季大会、2022年春季大会の結果は以下の通りです。

 2021 秋2022 春
桐生第一優勝ベスト4
健大高崎準優勝準優勝
前橋商ベスト4ベスト8
関東学園大付ベスト4ベスト8
太田ベスト8ベスト8
東農大二ベスト8 
前橋育英ベスト8優勝
利根商ベスト8ベスト4
高崎 ベスト8

この結果と近年の力関係を考慮して、以下のように予想します。

◎本命:前橋育英

 近年の力関係では他の高校を圧倒しており、秋季大会でベスト8であり、春季大会でも優勝しているため、優勝する可能性は高い

〇対抗:桐生第一

 秋季大会で優勝しているが、近年の力関係では前橋育英に劣る

▲穴:健大高崎

 秋季大会と春季大会で準優勝しているが、選手権大会で前橋育英に4連敗しているため、優勝は厳しい

△連下:前橋商

 秋季大会と春季大会で上位進出しているが、成績は上記3校に大きく劣る

4.まとめ

 群馬は近年は前橋育英の1強となっており、今年も前橋育英が優勝する可能性が高いと予想されます。そのため、どこが前橋育英を倒すのかといったところに注目したいと思います。

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