第１０４回全国高校野球選手権地方大会・優勝校予想 三重編

　第１０４回全国高校野球選手権地方大会・優勝校予想記事の第31弾は三重が勢力を伸ばしている三重です。

1.近年の選手権大会の力関係

　過去10大会の優勝校、準優勝校は以下の通りです。

過去10大会の力関係として

・三重がリードしており、いなべ総合と津田学園がそれに続く

・津田学園は2016年以降勢力を伸ばしている

・上記3校以外にも優勝している高校は多いため、上記3校の壁は高くない

ということが挙げられます。

2.過去の傾向

　過去5年(2020年は大会中止のためカウントしない)の結果は以下の通りです。

2016

2017

2018

2019

2021

過去5年の傾向として

・選手権大会優勝校は秋季大会と春季大会で両方ともベスト8以上かどちらか準優勝以上の成績を残している

・春季大会で準決勝敗退した高校は選手権大会で優勝していない

といったことが挙げられます。

3.2022年の展望

　2021年秋季大会、2022年春季大会の結果は以下の通りです。

この結果と近年の力関係を考慮して、以下のように予想します。

◎本命：津田学園

　2016年以降勢力を伸ばしており、秋季大会と春季大会で安定した成績を残しているため、上位進出する可能性は高い

〇対抗：津商

　秋季大会と春季大会でいずれも準優勝以上の成績を残しているため、上位進出する可能性は高い

▲穴：三重

　近年の力関係ではリードしており、また、秋季大会で優勝している

△連下：皇学館

　秋季大会と春季大会でいずれも上位進出しているが、上記3校と比較したときに劣る

4.まとめ

　2022年の三重は津田学園、津商、三重が中心となると予想されます。そのため、上記3校がそれぞれ対戦したときにどのような結果となるのかといったところ、上記3校をどこが倒すのかといったところに注目したいと思います。