高校野球

第104回全国高校野球選手権地方大会・優勝校予想 福岡編

 第104回全国高校野球選手権地方大会・優勝校予想記事の第28弾は群雄割拠となっている福岡です。

1.近年の選手権大会の力関係

 過去10大会の優勝校、準優勝校は以下の通りです。

過去10大会の力関係として

九州国際大付西日本短大付がリードしている

・上記2校以外で優勝している高校は4校あるため、上記2校の壁は高くない

・全体的に群雄割拠である

ということが挙げられます。

2.過去の傾向

 過去5年(2018年は2代表であり、2020年は大会中止のためカウントしない)の結果は以下の通りです

2015

 2014 秋2015 春2015 夏
九産大九州優勝  
東福岡準優勝  
八幡南ベスト4 ベスト4
光陵ベスト4  
久留米商ベスト8  
新宮ベスト8ベスト8 
西日本短大付ベスト8  
飯塚ベスト8準優勝ベスト8
福岡工大城東 優勝 
九州国際大付 ベスト4優勝
大牟田 ベスト4 
折尾愛真 ベスト8 
八女 ベスト8 
九産大九産 ベスト8 
東海大福岡  準優勝
小倉  ベスト4
希望が丘  ベスト8
朝倉  ベスト8
東筑  ベスト8

2016

 2015 秋2016 春2016 夏
九産大九産優勝  
小倉準優勝ベスト8 
福岡大大濠ベスト4準優勝 
九産大九州ベスト4ベスト4 
希望が丘ベスト8  
自由ケ丘ベスト8ベスト8ベスト8
祐誠ベスト8 ベスト8
東筑ベスト8ベスト4 
西日本短大付 優勝 
福岡工大城東 ベスト8準優勝
門司学園 ベスト8 
九州国際大付  優勝
真颯館  ベスト4
福岡第一  ベスト4
北九州  ベスト8
星琳  ベスト8

2017

 2016 秋2017 春2017 夏
福岡大大濠優勝 準優勝
東海大福岡準優勝  
筑陽学園ベスト4ベスト8ベスト8
小倉工ベスト4 ベスト8
八幡ベスト8  
自由ケ丘ベスト8  
福島ベスト8  
久留米商ベスト8 ベスト4
九産大九州 優勝 
西日本短大付 準優勝ベスト4
九州国際大付 ベスト4 
真颯館 ベスト4 
古賀竟成館 ベスト8 
福岡工大城東 ベスト8ベスト8
東筑 ベスト8優勝
春日  ベスト8

2019

 2018 秋2019 春2019 夏
筑陽学園優勝 優勝
九州国際大付準優勝ベスト8ベスト4
真颯館ベスト4準優勝 
小倉工ベスト4ベスト8ベスト8
福岡工大城東ベスト8ベスト8 
飯塚ベスト8ベスト8 
西日本短大付ベスト8優勝準優勝
九産大九産ベスト8  
福岡大大濠 ベスト4ベスト8
博多工 ベスト4 
東筑  ベスト4
自由ケ丘  ベスト8
春日  ベスト8

2021

 2020 秋2021 春2021 夏
福岡大大濠優勝 ベスト8
九州国際大付準優勝優勝ベスト8
西日本短大付ベスト4 優勝
北筑ベスト4  
自由ケ丘ベスト8  
福岡工大城東ベスト8ベスト8 
飯塚ベスト8 ベスト4
沖学園ベスト8  
真颯館 準優勝準優勝
東福岡 ベスト4 
戸畑 ベスト4ベスト8
九産大九産 ベスト8 
八幡 ベスト8 
久留米商 ベスト8 
筑陽学園  ベスト4
柳川  ベスト8

過去5年の傾向として

・春季大会で準優勝以上の成績を残している高校は選手権大会で優勝していない

・秋季大会で準優勝した高校は選手権大会で優勝していない

といったことが挙げられます。

3.2022年の展望

 2021年秋季大会、2022年春季大会の結果は以下の通りです。

 2021 秋2022 春
九州国際大付優勝 
福岡第一準優勝 
自由ケ丘ベスト4 
飯塚ベスト4 
福岡大大濠ベスト8 
北筑ベスト8 
福岡ベスト8ベスト8
柳川ベスト8 
小倉工 優勝
西日本短大付 準優勝
東海大福岡 ベスト4
折尾愛真 ベスト4
福岡工 ベスト8
筑陽学園 ベスト8
真颯館 ベスト8

この結果と近年の力関係を考慮して、以下のように予想します。

◎本命:九州国際大付

 近年の力関係ではリードしており、秋季大会で優勝している

〇対抗:福岡

 秋季大会と春季大会で安定した成績を残している

▲穴:折尾愛真

 春季大会はベスト4であり、2018年に優勝している

△連下:西日本短大付

 近年の力関係ではリードしているが、春季大会での準優勝がマイナスな部分となっている

4.まとめ

 2022年の福岡は九州国際大付が本命となっており、九州国際大付が中心となると予想されますが、過去の5年の大会は混沌としているため、今回も混沌とした大会になると予想することも可能です。よって、予想に挙げていない高校が優勝することも十分に考えられます。

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