第5弾は、2年連続6回目の出場となった山梨学院です。
秋季大会の成績
秋季大会の成績(判明分のみ)は以下の通りです。
試合結果
出場大会 | 回戦 | スコア | 対戦相手 |
---|---|---|---|
明治神宮大会 | 1回戦 | 7ー10 | 英明 |
秋季関東大会 | 決勝 | 9ー3 | 専大松戸 |
秋季関東大会 | 準決勝 | 5ー2 | 健大高崎 |
秋季関東大会 | 準々決勝 | 9ー1 | 山村学園 |
秋季関東大会 | 1回戦 | 3ー0 | 成田 |
秋季山梨大会 | 決勝 | 10ー4 | 駿台甲府 |
秋季山梨大会 | 準決勝 | 5ー2 | 日本航空 |
秋季山梨大会 | 準々決勝 | 6ー5 | 東海大甲府 |
秋季山梨大会 | 2回戦 | 10ー0 | 吉田 |
秋季山梨大会 | 1回戦 | 15ー1 | 甲府南・上野原 |
打者成績
OPS順(20得点以上の試合は除外)
選手名 | 打席数 | 打率 | 本塁打 | 三振 | 四球 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
二村 仁功 | 3 | .667 | 0 | 0 | 0 | .667 | 1.333 | 2.000 |
星野 泰輝 | 24 | .313 | 1 | 2 | 6 | .478 | .625 | 1.103 |
髙橋 海翔 | 23 | .350 | 1 | 2 | 2 | .435 | .650 | 1.085 |
進藤 天 | 24 | .368 | 1 | 2 | 3 | .478 | .526 | 1.005 |
大森 燦 | 22 | .375 | 0 | 1 | 2 | .450 | .500 | .950 |
佐仲 大輝 | 23 | .235 | 1 | 0 | 4 | .381 | .471 | .852 |
徳弘 太陽 | 21 | .278 | 0 | 3 | 2 | .333 | .389 | .722 |
林 謙吾 | 16 | .308 | 0 | 1 | 0 | .308 | .385 | .692 |
岳原 陵河 | 24 | .167 | 0 | 4 | 2 | .286 | .278 | .563 |
伊藤 光輝 | 19 | .143 | 0 | 6 | 1 | .235 | .214 | .450 |
小竹 遥斗 | 1 | .000 | 0 | 1 | 0 | .000 | .000 | .000 |
チーム | 200 | .290 | 4 | 22 | 22 | .387 | .471 | .858 |
星野、髙橋、進藤、大森は打率、長打率のいずれも高くなっています。
三振率は11.0%であるため、チーム全体での三振は多くないと考えられます。
チーム打率は高くなっており、全体的に四球が多く、出塁率は高くなっています。
チーム全体の本塁打数は4本となっており、チームの長打率は高く、チーム全体の長打力は高いと考えられます。
チームOPSは.858であり、OPSが.900を上回っている選手は5人いるため、チーム全体の打撃力は高いと考えられます。
投手成績
イニング順
選手名 | 試合数 | イニング | 防御率 | 奪三振率 | 与四球率 | K/BB | Whip |
---|---|---|---|---|---|---|---|
林 謙吾 | 5 | 36.1 | 2.23 | 4.71 | 1.49 | 3.17 | 0.72 |
星野 泰輝 | 4 | 7.2 | 5.87 | 4.70 | 4.70 | 1.00 | 1.83 |
チーム | 5 | 44.0 | 2.86 | 4.70 | 2.05 | 2.30 | 0.91 |
※K/BB:奪三振と与四球の比率で、投手の制球力を示す指標の1つ。3.5を超えると優秀と言われる。
K/BB=奪三振÷与四球(wikipedia)
投手は林が多く投げています。
全体的に奪三振が少なくなっていますが、与四球率は低くなっています。
チームの防御率は3.00を下回っており、Whipも低くなっていますが、K/BBは高くなっているわけではないため、投手陣は安定していますが、投手力は高くないと考えられます。
守備、走塁
守備成績
守備機会 | 失策数 | 守備率 | |
---|---|---|---|
チーム | 186 | 2 | .989 |
山梨学院の守備率は.989であり、守備は安定していると考えられます。
走塁成績
盗塁数 | 盗塁死 | 盗塁成功率 | |
---|---|---|---|
チーム | 9 | 2 | .818 |
盗塁は多くありませんが、盗塁成功率も高くなっているため、走塁力は高いと考えられます。
まとめ
山梨学院は、打撃、守備、走塁のいずれも高いレベルになっています。
投手では林は安定していますが、星野が不安定になっています。
そのため、勝ち進んだときに星野の投球が重要になってくると考えられます。
しかし、打撃では弱点はほとんどないと考えられるため、打撃で投手陣の弱点となっている部分をカバーすることは十分に可能であると考えられます。