はじめに
近年はセンバツ当確ラインに到達した高校は聖隷クリストファーを除いて選抜で落選することがなくなっているため、センバツ当確ラインに到達した高校は選考で落選しないものとします。
第95回選抜高校大会の中国地区の一般枠は3であるため、当確ラインは準優勝以上となっています。
そのため、秋季中国地区大会での決勝進出チームを予想します。
秋季中国地区大会の組み合わせは以下の通りです。
左のブロックをAブロックとし、右のブロックをBブロックとし、それぞれのブロック別に決勝に勝ち進む高校を予想します。
第139回中国地区大会出場校の過去20大会の勝率
Aブロック
| 高校名 | 勝率 |
|---|---|
| 広陵 | .813 |
| 米子東 | .625 |
| 三刀屋 | ---- |
| 宇部鴻城 | .733 |
| 鳥取城北 | .556 |
| 益田 | ---- |
| 神辺旭 | ---- |
| おかやま山陽 | .800 |
勝率は広陵>おかやま山陽>>宇部鴻城>>>米子東>>鳥取城北となっています。
三刀屋、益田、神辺旭は秋季中国大会の出場がありませんでした。
Bブロック
| 高校名 | 勝率 |
|---|---|
| 浜田 | .333 |
| 光 | ---- |
| 広島商 | .500 |
| 創志学園 | .636 |
| 岡山学芸館 | .500 |
| 米子松蔭 | .286 |
| 広島新庄 | .600 |
| 高川学園 | .545 |
勝率は創志学園>広島新庄>>高川学園>広島商=岡山学芸館となっています。
光は秋季中国大会の出場がありませんでした。
第139回中国地区大会出場校の戦力比較
秋季県大会での投手や打者の詳細なデータは入手が困難であったため、県大会の試合結果からピタゴラス勝率((総得点)^2/(総得点)^2+(総失点)^2)を求めて戦力の比較を行います(地区予選、20得点以上の試合は除外)。
Aブロック
| 高校名 | ピタゴラス勝率 |
|---|---|
| 広陵 | .900 |
| 米子東 | .647 |
| 三刀屋 | .596 |
| 宇部鴻城 | .936 |
| 鳥取城北 | .954 |
| 益田 | .787 |
| 神辺旭 | .249 |
| おかやま山陽 | .925 |
ピタゴラス勝率は鳥取城北>宇部鴻城>おかやま山陽>広陵となっています。
Bブロック
| 高校名 | ピタゴラス勝率 |
|---|---|
| 浜田 | .971 |
| 光 | .790 |
| 広島商 | .944 |
| 創志学園 | .780 |
| 岡山学芸館 | .684 |
| 米子松蔭 | .941 |
| 広島新庄 | .852 |
| 高川学園 | .980 |
ピタゴラス勝率は高川学園≧浜田>広島商≧米子松蔭>>広島新庄となっています。
センバツ出場校の予想
Aブロック
本命：おかやま山陽
秋季中国大会での勝率は2位であり、県大会でのピタゴラス勝率もブロック内で3位となっている
対抗：広陵
秋季中国大会での勝率、県大会でのピタゴラス勝率のいずれもブロック内で上位となっているが、おかやま山陽に劣る
Bブロック
本命：高川学園
秋季中国大会での勝率、県大会でのピタゴラス勝率がいずれもブロック内で上位となっている
対抗：広島商
秋季中国大会での勝率、県大会でのピタゴラス勝率がいずれもブロック内で上位であるが、高川学園に劣る
おわりに
今回はこれで終わりです。
準決勝の勝敗予想記事、3枠目の予想記事は後日投稿します。