はじめに
近年はセンバツ当確ラインに到達した高校は聖隷クリストファーを除いて選抜で落選することがなくなっているため、センバツ当確ラインに到達した高校は選考で落選しないものとします。
第96回選抜高校大会の中国地区の一般枠は2であるため、当確ラインは準優勝以上となっています。
そのため、秋季中国地区大会での決勝進出チームを予想します。
秋季中国地区大会の組み合わせは以下の通りです。
左のブロックをAブロックとし、右のブロックをBブロックとし、それぞれのブロック別に決勝に勝ち進む高校を予想します。
第141回秋季中国地区大会出場校の過去20大会の勝率
Aブロック
| 高校名 | 勝率 |
|---|---|
| 創志学園 | .625 |
| 米子北 | .500 |
| 矢上 | .333 |
| 広島新庄 | .571 |
| 米子松蔭 | .250 |
| 大社 | .375 |
| 総社南 | ---- |
| 高川学園 | .545 |
勝率は創志学園>>広島新庄>高川学園>米子北となっています。
矢上、米子北は過去20年で秋季中国大会に2回も出場しており、総社南は1回も出場していません。
Bブロック
| 高校名 | 勝率 |
|---|---|
| 浜田 | .200 |
| 尾道 | .571 |
| 岡山城東 | .600 |
| 宇部鴻城 | .714 |
| 下関国際 | .700 |
| 鳥取城北 | .586 |
| 岡山学芸館 | .500 |
| 広陵 | .844 |
勝率は広陵>>>宇部鴻城>下関国際>>>岡山城東>鳥取城北>尾道>>岡山学芸館となっています。
岡山城東は過去20年で秋季中国大会に2回も出場しています。
第141回秋季中国地区大会出場校の戦力比較
秋季県大会での投手や打者の詳細なデータは入手が困難であったため、県大会の試合結果からピタゴラス勝率((総得点)^2/(総得点)^2+(総失点)^2)を求めて戦力の比較を行います(地区予選、20得点以上の試合は除外)。
Aブロック
| 高校名 | ピタゴラス勝率 |
|---|---|
| 創志学園 | .871 |
| 米子北 | .840 |
| 矢上 | .749 |
| 広島新庄 | .947 |
| 米子松蔭 | .959 |
| 大社 | .862 |
| 総社南 | .552 |
| 高川学園 | .935 |
ピタゴラス勝率は米子松蔭>広島新庄>高川学園>>創志学園≧大社>米子北となっています。
Bブロック
| 高校名 | ピタゴラス勝率 |
|---|---|
| 浜田 | 0.992 |
| 尾道 | 0.811 |
| 岡山城東 | 0.685 |
| 宇部鴻城 | 0.756 |
| 下関国際 | 0.900 |
| 鳥取城北 | 0.964 |
| 岡山学芸館 | 0.931 |
| 広陵 | 0.855 |
ピタゴラス勝率は浜田>鳥取城北>岡山学芸館>下関国際>広陵>尾道となっています。
センバツ出場校の予想
Aブロック
本命：広島新庄
秋季中国大会での勝率、県大会でのピタゴラス勝率がいずれもブロック内で2位となっている
対抗：創志学園
秋季中国大会での勝率がブロック内で1位となっている
Bブロック
本命：広陵
秋季中国大会での勝率がブロック内の他の高校と大差をつけている
対抗：下関国際
秋季中国大会での勝率、県大会でのピタゴラス勝率がブロック内で上位となっている
おわりに
今回はこれで終わりです。
秋季中国大会準決勝の勝敗予想は後日投稿。