はじめに
近年はセンバツ当確ラインに到達した高校は聖隷クリストファーを除いて選抜で落選することがなくなっているため、センバツ当確ラインに到達した高校は選考で落選しないものとします。
第95回選抜高校大会の中国地区の一般枠は3(中国と四国で6枠であるが、記念大会以外でも中国地区は3枠もらうことが多くなっている)であるため、当確ラインは準優勝以上となっています。
よって、広陵と光はセンバツ出場が確定していると考えられるため、本記事では3枠目の予想を行います。
3枠目の傾向
秋季中国大会の試合結果から3枠目(決勝進出校以外)で選出された高校の傾向を分析していきます。
2021年
高校名 | スコア | 高校名 | |
---|---|---|---|
準決勝 | 広陵 | 7ー4 | 岡山学芸館 |
準決勝 | 広島商 | 9ー6 | 倉敷工 |
決勝 | 広陵 | 7ー0 | 広島商 |
2020年
高校名 | スコア | 高校名 | |
---|---|---|---|
準決勝 | 広島新庄 | 4ー3 | 鳥取城北 |
準決勝 | 下関国際 | 12ー0 | 米子東 |
決勝 | 広島新庄 | 3ー2 | 下関国際 |
2018年
高校名 | スコア | 高校名 | |
---|---|---|---|
準決勝 | 広陵 | 7ー0 | 創志学園 |
準決勝 | 米子東 | 6ー5 | 市呉 |
決勝 | 広陵 | 6ー2 | 米子東 |
2015年
高校名 | スコア | 高校名 | |
---|---|---|---|
準決勝 | 創志学園 | 5ー0 | 開星 |
準決勝 | 南陽工 | 6ー3 | 如水館 |
決勝 | 創志学園 | 12ー1 | 南陽工 |
2001年
高校名 | スコア | 高校名 | |
---|---|---|---|
準決勝 | 関西 | 3ー2 | 広陵 |
準決勝 | 広島商 | 10ー0 | 益田東 |
決勝 | 関西 | 6ー5 | 広島商 |
赤字部分はセンバツに選出された高校です。
傾向としては
- 秋季中国大会優勝校からの点差(2021年で言うと岡山学芸館が3点差、広島商が7点差、倉敷工が10点差)はさほど関係ない
- ある程度点差がついても地域性で落選しにくい(2001年)
- 決勝の内容もある程度関係ある(2015年)
- センバツがかかった試合での結果が重要視される
- 県大会の結果は関係ある(2021年)
となっています。
3枠目の予想
第139回秋季中国地区での準決勝以降の試合結果は以下の通りです。
高校名 | スコア | 高校名 | |
---|---|---|---|
準決勝 | 広陵 | 8ー6 | 鳥取城北 |
準決勝 | 光 | 2ー1 | 高川学園 |
決勝 | 広陵 | 13ー0 | 光 |
準決勝での試合内容は高川学園が上であると考えられますが、広陵ー鳥取城北も接戦となっています。
また、決勝は大差ついた試合になっているため、準決勝、決勝の試合内容を総合的に判断すると鳥取城北が高川学園より上回っていると考えられます。
よって、自分は鳥取城北が中国地区の3枠目になると予想します。