第１０４回全国高校野球選手権地方大会・優勝校予想徳島編

　第１０４回全国高校野球選手権地方大会・優勝校予想記事の第25弾は鳴門の1強が続く徳島です。

　過去10大会の優勝校、準優勝校は以下の通りです。

過去10大会の力関係として

・鳴門が1強となっており、鳴門渦潮、生光学園がそれに続く

・鳴門が10大会中7大会優勝してるため、鳴門の壁は高い

・準優勝以上の成績を残している高校の数自体は多いため、鳴門以外の高校同士の差は大きくない

ということが挙げられます。

　過去5年(2020年は大会中止のためカウントしない)の結果は以下の通りです。

2016

2017

2018

2019

2021

※スーパーシード

過去5年の傾向として

・選手権大会優勝校は秋季大会と春季大会でいずれもベスト8以上の成績を残している

・春季大会の成績が秋季大会の成績に劣っている高校は優勝していない

といったことが挙げられます。

　2021年秋季大会、2022年春季大会の結果は以下の通りです。

この結果と近年の力関係を考慮して、以下のように予想します。

◎本命：鳴門

　近年の力関係では他の高校を圧倒しており、秋季大会と春季大会で優勝しているため、優勝する可能性は高い

〇対抗：徳島商

　秋季大会で準優勝、春季大会で優勝しているが、近年の力関係、秋季大会と春季大会の成績で鳴門に劣る

▲穴：阿南光

　鳴門劣っている部分が多いが、秋季大会と春季大会で安定した成績を残しているため、優勝を狙うことは可能

△連下：城南

　秋季大会と春季大会でいずれも上位進出しているため、選手権大会でも上位進出する可能性は高い

　2022年の徳島は鳴門が大本命であり、選手権大会でも優勝する可能性は高いと予想されます。よって、鳴門をどの高校が倒すのかといったところ注目したいです。また、2010年以降の優勝校はほとんど鳴門であるため、そろそろ鳴門の時代に終止符を打つ高校も現れてほしいです。

第１０４回全国高校野球選手権地方大会・優勝校予想 徳島編