高校野球

第95回選抜高校野球大会出場校戦力分析 東邦

第14弾は、4年ぶり31回目の出場となった東邦です。

秋季大会の成績

秋季大会の成績(判明分のみ)は以下の通りです。

試合結果

出場大会回戦スコア対戦相手
明治神宮大会1回戦1ー9大阪桐蔭
秋季東海大会決勝7ー2常葉大菊川
秋季東海大会準決勝7ー4大垣日大
秋季東海大会2回戦11ー1海星
秋季愛知大会決勝5ー4至学館
秋季愛知大会準決勝1ー0愛工大名電
秋季愛知大会準々決勝13ー2豊川
秋季愛知大会3回戦4ー2享栄
秋季愛知大会2回戦8ー0人環大岡崎

打者成績

OPS順(20得点以上の試合は除外)

選手名打席数打率本塁打三振四球出塁率長打率OPS
古山 海帆11.0000001.0001.0002.000
藤江 壮太23.556013.619.5561.175
岡本 昇磨37.441033.486.5591.045
南出 玲丘人38.424020.472.5451.018
中村 騎士42.333234.400.6111.011
三浦 天和11.400020.400.500.900
眞邉 麗生39.273144.368.515.884
上田 耕晟30.321031.345.429.773
大島 善也41.333012.371.364.735
伊藤 秀樹12.273021.333.364.697
宮國 凌空30.2860101.310.321.632
石川 瑛貴39.194042.237.194.431
服部 皇雅1.000000.000.000.000
小西 正人1----0011.000--------
チーム345.34133522.393.450.844

藤江、岡本、南出、中村、上田、大島が高い打率を残しています。 藤江、岡本、南出、中村、眞邉は長打率が高くなっています。

藤江は四球が多く選んでいます。 三振率は10.1%であるため、チーム全体での三振は多くないと考えられます。

全体的に四球が多くなっていませんが、チーム打率は高くなっているため、出塁率は高くなっています。 チーム全体の本塁打数は3本となっており、チームの長打率は高く、チーム全体の長打力は高いと考えられます。

チームOPSは.844であり、OPSが.900を上回っている選手は4人いるため、チーム全体の打撃力は高いと考えられます。

投手成績

イニング順

選手名試合数イニング防御率奪三振率与四球率K/BBWHIP
宮國 凌空964.22.377.382.373.121.07
岡本 昇磨57.13.6811.051.239.001.36
山北 一颯23.00.009.003.003.001.00
チーム975.02.407.802.283.421.09

※K/BB:奪三振と与四球の比率で、投手の制球力を示す指標の1つ。3.5を超えると優秀と言われる。

K/BB=奪三振÷与四球(wikipedia)

投手は宮國が多く投げています。

全体的に奪三振は多く、与四球は少なくなっています。

チームの防御率は2点台であり、WHIPも低くなっており、K/BBも高くなっているため、投手力は高いと考えられます。

守備、走塁

守備成績

守備機会失策数守備率
チーム1655.951

東邦の守備率は.951であり、守備は若干不安定であると考えられます。

走塁成績

盗塁数盗塁死盗塁成功率
チーム163.842

盗塁は多くありませんが、盗塁成功率は高くなっているため、走塁力は高いと考えられます。

まとめ

東邦は、投打のいずれも高いレベルになっています。

チームの弱点を挙げるとするならば、投手では宮國に負担が集中しているという点であり、守備では若干不安定になっているという点であると考えられます。

よって、2番手投手をどのようにするのか、打撃で弱点となっている部分のカバーをすることがカギになってくると考えられます。

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