高校野球

第95回選抜高校野球大会出場校戦力分析 海星

第33弾は7年ぶり6回目となった海星です。

秋季大会の成績

秋季大会の成績(判明分のみ)は以下の通りです。

試合結果

出場大会回戦スコア対戦相手
秋季九州大会準決勝6ー7沖縄尚学
秋季九州大会準々決勝3ー2西日本短大付
秋季九州大会1回戦4ー3東海大熊本星翔
秋季長崎大会決勝0ー2長崎日大
秋季長崎大会準決勝4ー1鎮西学院
秋季長崎大会準々決勝3ー2九州文化学園
秋季長崎大会3回戦6ー2鹿町工
秋季長崎大会2回戦8ー1長崎商

打者成績

OPS順(20得点以上の試合は除外)

選手名打席数打率本塁打三振四球出塁率長打率OPS
田中 朔太郎15.500101.533.8571.390
髙野 颯波3.333010.333.6671.000
峯 蒼一郎12.455000.500.455.955
田川 一心12.333001.500.333.833
平尾 幸志郎12.333010.333.500.833
永田 晃庄14.286040.286.357.643
松尾 文斗12.200031.333.300.633
山口 頼愛10.200020.200.300.500
池田 陽翔9.222050.222.222.444
吉田 翔8.125050.125.125.250
井坂 陸翔3.000020.000.000.000
岩永 大吾3.000000.000.000.000
角野 夢才志1.000000.000.000.000
チーム114.2901233.333.393.726

田中、峯、田川、平尾が高い打率を残しています。

田中、平尾は打率、長打率のいずれも高くなっています。

三振率は20.2%であるため、チーム全体での三振は非常に多くなっていると考えられます。

チーム打率は高くなっており、全体的に四球は多くありませんが、出塁率は高い値になっています。

チームの長打率は低くなっており、チームの本塁打数は1本となっているため、チーム全体の長打力は高くないと考えられます。

チームOPSは.726であり、OPSが.900を上回っている選手は2人いるため、チーム全体の打撃力は高いわけではないと考えられます。

投手成績

イニング順

選手名試合数イニング防御率奪三振率与四球率K/BBWHIP
吉田 翔319.03.794.261.892.251.42
髙野 颯波37.13.688.594.911.751.36
チーム326.13.765.472.732.001.41
※K/BB:奪三振と与四球の比率で、投手の制球力を示す指標の1つ。3.5を超えると優秀と言われる K/BB=奪三振÷与四球(wikipedia)

投手は吉田が多く投げています。

全体的に奪三振は少なくなっています。

髙野は奪三振が多くなっていますが、与四球も多くなっています。

チームの防御率、WHIPは悪い値になっているため、投手力は低いと考えられます。

守備、走塁

守備成績

 守備機会失策数守備率
チーム1242.984

海星の守備率は.984であり、守備は安定していると考えられます。

走塁成績

 盗塁数盗塁死盗塁成功率
チーム71.875

盗塁は多く、盗塁成功率も高くなっているため、走塁力は高いと考えられます。

まとめ

海星は、投打で弱点となっている部分は少なくなっていると考えられます。

打撃では全体的に三振が多くなっています。

また、打率は低くありませんが、長打力が低くなっているため、点を取るには1イニングでヒットを集中させる必要があると考えられます。

投手ではチームの防御率は3.50を超えており、WHIPも悪くなっています。

また、髙野は奪三振が多くなっていますが、与四球も多くなっているおり、髙野が登板した試合は多くなっているため、勝つためには髙野の投球が重要になってくると考えられます。

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