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第104回全国高校野球選手権地方大会・優勝校予想 大阪編

 第104回全国高校野球選手権地方大会・優勝校予想記事の第49弾は日本一の激戦区の大阪です。

1.近年の選手権大会の力関係

 過去10大会の優勝校、準優勝校は以下の通りです。

過去10大会の力関係として

大阪桐蔭履正社の2強となっている

・上記2強以外の高校が優勝したのは2回であるため、2強の壁は高い

ということが挙げられます。

2.過去の傾向

 過去5年(2018年は2代表、2020年は大会中止のためカウントしない)の結果は以下の通りです。

2015

2014 秋2015 春2015 夏
大阪桐蔭優勝優勝ベスト8
PL学園準優勝ベスト8ベスト8
大商大堺ベスト4
大産大付ベスト4ベスト4
近大付ベスト8
大塚ベスト8
関大北陽ベスト8
大商大高ベスト8
大阪偕星学園準優勝優勝
履正社ベスト4
上宮太子ベスト4
関大一ベスト8
大塚ベスト8
四條畷ベスト8
大体大浪商準優勝
大冠ベスト4
堺東ベスト8
汎愛ベスト8

2016

2015 秋2016 春2016 夏
大商大堺優勝
大阪桐蔭準優勝準優勝
阪南大高ベスト4
履正社ベスト4優勝優勝
大体大浪商ベスト8ベスト8
桜塚ベスト8
東大阪大柏原ベスト8ベスト8
汎愛ベスト8ベスト4
関大北陽ベスト4
上宮太子ベスト8
関西創価ベスト8ベスト4
金光大阪準優勝
桜宮ベスト4
近大泉州ベスト8
吹田ベスト8
交野ベスト8
浪速ベスト8

2017

2016 秋2017 春2017 夏
上宮太子優勝ベスト4
履正社準優勝ベスト4
大阪桐蔭ベスト4優勝優勝
初芝立命館ベスト4
池田ベスト8
今宮ベスト8
北野ベスト8
大商大堺ベスト8
大体大浪商準優勝ベスト8
東海大仰星ベスト4
近大付ベスト8
上宮ベスト8ベスト4
関西創価ベスト8
大阪学芸ベスト8
大冠準優勝
春日丘ベスト8
汎愛ベスト8
興国ベスト8

2019

2018 秋2019 春2019 夏
履正社優勝ベスト8優勝
大阪桐蔭準優勝ベスト8
大阪偕星学園ベスト4
大商大堺ベスト4
ベスト8
東海大仰星ベスト8ベスト4ベスト4
大体大浪商ベスト8ベスト4
関大北陽ベスト8ベスト8
大商大高優勝
箕面学園準優勝
上宮太子ベスト8
ベスト8
近大付ベスト8ベスト4
金光大阪準優勝
桜宮ベスト8
初芝立命館ベスト8

2021

2020 秋2021 春2021 夏
大阪桐蔭優勝優勝優勝
東海大仰星準優勝
山田ベスト4
履正社ベスト4ベスト4
八尾ベスト8ベスト8
大商大高ベスト8ベスト8
大産大付ベスト8
興国ベスト8ベスト8準優勝
近大付準優勝
桜宮ベスト4
関大北陽ベスト4ベスト4
大阪ベスト8
大塚ベスト8
清教学園ベスト8
金光大阪ベスト8
大阪電通大ベスト8

過去5年の傾向として

・選手権大会優勝校は春季大会ベスト8以上且つ秋季大会優勝or春季大会準優勝以上

・秋季大会準優勝校は選手権大会優勝していない

といったことが挙げられます。

3.2022年の展望

 2021年秋季大会、2022年春季大会の結果は以下の通りです。

2021 秋2022 春
大阪桐蔭優勝優勝
金光大阪準優勝
履正社ベスト4準優勝
星翔ベスト4
桜宮ベスト8
関大一ベスト8
大産大付ベスト8
上宮太子ベスト8
東海大仰星ベスト4
上宮ベスト4
大体大浪商ベスト8
初芝立命館ベスト8
東大阪大柏原ベスト8
大商大堺ベスト8

この結果と近年の力関係を考慮して、以下のように予想します。

◎本命:大阪桐蔭

 近年の力関係では最上位グループにあり、秋季大会と春季大会で優勝しているため、選手権大会でも優勝する可能性は高い

〇対抗:履正社

 近年の力関係では最上位グループにあり、秋季大会と春季大会ではマイナスな部分はないが、選手権大会で大阪桐蔭に11連敗している

▲穴:金光大阪

 秋季大会と春季大会の成績はマイナスが多いが、2019年に大阪桐蔭に勝利している

△連下:東海大仰星

 春季大会でベスト4であるが、近年の力関係や秋季大会と春季大会の成績で2強に劣っている

4.まとめ

 2022年の大阪は大阪桐蔭が完全に抜けているため、選手権大会でも優勝する可能性は高いと予想されます。よって、大阪桐蔭をどの高校が倒すのかといったところ注目したいです。

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