第１０４回全国高校野球選手権地方大会・優勝校予想 千葉編

　第１０４回全国高校野球選手権地方大会・優勝校予想記事の第46弾は4強体制となっている千葉です。

1.近年の選手権大会の力関係

　過去10大会の優勝校、準優勝校は以下の通りです。

過去10大会の力関係として

・木更津総合、習志野、専大松戸、東海大市原望洋の4強となっている

・上記4強の序列は木更津総合>習志野>専大松戸>東海大市原望洋となっている

・4強以外の優勝回数は1回であるため、4強とその他の高校は力関係的に差がある

ということが挙げられます。

2.過去の傾向

　過去5年(2018年は2代表であり、2020年は大会中止のためカウントしない)の結果は以下の通りです

2015

2016

2017

2019

2021

過去5年の傾向として

・選手権大会優勝校は春季大会でベスト4or秋季大会優勝且つ春季大会でベスト8以上

・秋季大会と春季大会で上位進出した高校は選手権大会でも上位進出しやすい

といったことが挙げられます。

3.2022年の展望

　2021年秋季大会、2022年春季大会の結果は以下の通りです。

この結果と近年の力関係を考慮して、以下のように予想します。

◎本命：木更津総合

　近年の力関係では最上位グループにあり、秋季大会で優勝しており、春季大会でもベスト4である

〇対抗：市船橋

　春季大会で優勝しており、秋季大会でもベスト8であるが、優勝から遠ざかっている

▲穴：習志野

　春季大会でベスト4を逃しているが、近年の力関係では最上位グループにある

△連下：拓大紅陵

　秋季大会と春季大会はいずれもベスト4以上であるが、前回優勝したのが20年前

4.まとめ

　2022年の千葉は戦力的には木更津総合、市船橋、拓大紅陵が拮抗しているが、近年勢力を伸ばしている木更津総合が本命となっています。そのため、絶対的な本命が存在せず、上記3校と習志野が中心となると考えられ、また、混戦となると予想されます。