高校野球

第95回選抜高校野球大会出場校戦力分析 東北

第3弾は12年ぶり20回目の出場となった東北です。

秋季大会の成績

秋季大会の成績(判明分のみ)は以下の通りです。

試合結果

出場大会回戦試合結果対戦相手
秋季東北大会決勝3ー6仙台育英
秋季東北大会準決勝6ー2聖光学院
秋季東北大会準々決勝4ー2山形中央
秋季東北大会2回戦3ー2八戸工大一
秋季宮城大会決勝2ー1仙台育英
秋季宮城大会準決勝7ー1利府
秋季宮城大会準々決勝14ー0仙台二
秋季宮城大会3回戦2ー0佐沼

打者成績

OPS順(20得点以上の試合は除外)

選手名打席数打率本塁打三振四球出塁率長打率OPS
佐藤 玲蒔11.0001001.0004.0005.000
大竹 響8.375140.375.7501.125
布川 碧2.500000.500.5001.000
佐藤 玲磨36.286254.371.536.907
金子 和志35.300125.400.500.900
山田 翔琶28.318034.444.364.808
小野 洋一郎20.333000.316.444.760
平沢 快留20.250151.294.438.732
鳥塚 晴翔13.333021.385.333.718
ハッブス 大起8.286000.286.429.714
井島 亮太6.333030.333.333.667
伊達 一也32.222053.323.333.656
佐藤 響22.188052.316.313.628
日隈 翔弥27.280061.308.320.628
渡邊 成汰35.182070.182.182.364
秋本 羚冴10.000013.333.000.333
根岸 聖也2.000000.000.000.000
本間 陵2.000010.000.000.000
塚本 優真1.000000.000.000.000
渡邉 桜成1----000------------
チーム309.26364924.331.385.717
大竹、小野、鳥塚、井島、山田が高い打率を残しています。
長打率は大竹、佐藤玲磨、金子が高くなっています。
三振率は15.9%であるため、チーム全体での三振は若干多めになっていると考えられます。
チーム打率はそこまで高いわけではなく、全体的に四球は多くないため、出塁率高い値になっていません。
チーム全体の本塁打数は6本となっていますが、チームの長打率は低くなっているため、チーム全体の長打力は高くないと考えられます。
チームOPSは.717であり、OPSが.900を上回っている選手は5人いるため、チーム全体の打撃力は高いわけではないと考えられます。

投手成績

イニング順

選手名試合数イニング防御率奪三振率与四球率K/BBWhip
ハッブス 大起732.22.206.343.032.091.07
秋本 羚冴927.10.007.571.325.750.70
根岸 聖也59.14.827.718.680.891.71
佐藤 玲蒔22.20.006.750.00999.991.50
進藤 愛輝22.04.500.004.500.002.00
佐藤 響12.00.000.009.000.001.00
鈴木 空音11.00.000.000.00----0.00
チーム977.01.646.553.162.071.04

※K/BB:奪三振と与四球の比率で、投手の制球力を示す指標の1つ。3.5を超えると優秀と言われる。

K/BB=奪三振÷与四球(wikipedia)

投手はハッブス、秋本が多く投げています。
全体的に与四球は多めになっています。
チームの防御率は1点台となっており、Whipも低くなっていますが、K/BBは高くなっているわけではないため、投手陣は安定していますが、投手力は高くないと考えられます。

守備、走塁

守備成績

守備機会失策数守備率
チーム3439.974

東北の守備率は.974であり、守備は安定していると考えられます。

走塁成績

盗塁数盗塁死盗塁成功率
チーム82.800

盗塁成功率は高くなっていますが、盗塁は少ないため、走塁力は高くないと考えられます。

まとめ

東北は、走攻守で大きな弱点となっている部分はありませんが、高いレベルになっている部分もありません。。

また、投手ではハッブス、秋本以外の投手は登板機会が少なくなっているため、投手陣は実質ハッブス、秋本の2枚となっています。
ハッブスは四球が若干多めになっており、チームの打撃力も高いわけではないため、秋本の投球が重要であると考えられます。

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